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コラム 2016.11.21

パナソニックとパートナー企業が挑む、光ディスクアーカイブ市場創出への挑戦

2016年10月26日から28日の3日間、幕張メッセで「第5回 ビッグデータ活用展 秋」が開催された。基盤技術から活用ソリューションまで、ビッグデータ関連のあらゆる製品・サービスが一堂に集まる専門展だ。

パナソニックのブースでは、300 GBの光ディスクを採用し、1ラックあたり最大1.9ペタの大容量を実現したデータアーカイバーの最新機種「freeze-ray LB-DH7シリーズ」を紹介。
また、同製品の販売パートナーであるNECネッツエスアイ、日立電線ネットワークス、フォースメディア、ブロードバンドタワー(順不同)の各社からは、データアーカイバーと連携したユニークなアーカイブソリューションが展示・提案され、来場者らの熱い注目を集めた。


  • NECネッツエスアイ株式会社
    パブリックソリューション事業部
    プラットフォームソリューション部長
    滝岡 宏規


  • 日立電線ネットワークス株式会社
    第二エンジニアリング部
    第四グループ マネージャー
    小川 大豪


  • 株式会社フォースメディア
    マーケティング部 部長
    日置 敬介


  • 株式会社ブロードバンドタワー
    営業統括グループ 販促担当
    畑 和之

ブロードバンドタワーからの提案:
データアーカイバーとDell EMCアイシロンで実現する自動階層化ソリューション


ブロードバンドタワー 三宅氏

ブロードバンドタワーは、2000年の創業以来、ポータルサイトやECサイト、コンテンツ配信サイト等の運営事業者に対し、データセンター事業をコアとした各種サービスを提供。また、Dell EMC社製のスケールアウトNAS「Dell EMCアイシロン」などのエンタープライズ向けストレージ製品を長年取り扱ってきたことでも知られる。今回の展示では、Dell EMCアイシロンとパナソニックのデータアーカイバーを連携させた自動階層化ソリューションを紹介した。
「我々の強みは、アイシロン製品を中心に、長年培ってきたスケールアウトストレージの経験です。この経験をもとに、アイシロンとデータアーカイバーを連携させた自動階層化ソリューションを開発しました。アイシロンの最新のアドオンソフトウェアである「CloudPools」を活用し、アクセス頻度の低いデータをデータアーカイバーにシームレスに移行することで、従来データアーカイブに随伴した面倒な作業を自動化するとともに、ストレージシステム全体の運用効率も最適化することができます」(畑氏)
さらに、同社はパナソニックのデータアーカイバーを活用したアーカイブのサービス化も計画中だという。爆発的に増大しつつあるデータアーカイブニーズに積極的に応えていく姿勢を打ち出した。

NECネッツエスアイからの提案:
IoTデバイス+回線+アーカイブ+分析基盤のフルセット構築をサポート


NECネッツエスアイ 早坂氏

NECネッツエスアイは、NECグループにおけるネットワークソリューション事業の中核企業だ。最近、同社が特に力を入れているのがIoT分野への進出だ。2015年10月には、法人ユーザー向けのMVNOサービス「ネッツワイヤレス」の提供を開始。さらに、「IoT ビジネスパートナープログラム」を立ち上げ、IoTデバイスや関連アプリケーション開発企業との連携強化に取り組んでいる。
同社では、IoT戦略における光ディスクアーカイブソリューションの重要性について、次のように説明する。「当社の強みは、IoTデバイスと通信回線、データを蓄積するストレージ、データを抽出する分析基盤を一貫して提供できることです。パナソニックのデータアーカイバーは、私たちのIoT戦略にとって重要なデバイスと言えます」(早坂氏) 
「また、光ディスクなら、テープのように3〜5年で書き換える必要はありませんし、データ消失の心配もありません。テープに代わる新しいアーカイブメディアとして、パナソニックとともに認知度を上げていきたいと思います」(滝岡氏)

日立電線ネットワークスからの提案:
データアーカイバーとMediasiteで実現する映像アーカイブソリューション


日立電線ネットワークス 鈴木氏

日立電線ネットワークスは、情報ネットワークシステムの設計、構築や情報機器関連製品の販売などを手がける企業だ。テレビ会議システムも市場の黎明期から取り扱ってきたが、最近はそこで配信されたコンテンツの長期アーカイブニーズが高まっているという。
「企業のセミナーや大学の講義映像に、資料などのデータをセットで収録してコンテンツ化する動きが出てきています。また、監視カメラや医療業界における映像資料のエビデンス化や、観測映像の記録・配信など、撮りためた映像を活用する機会が広がっています」(小川氏)
そこで重要な役割を果たすのが、パナソニックのデータアーカイバーだ。「大手企業や官公庁、医療、文教、道路・鉄道などの社会インフラの分野で、映像の長期保存ニーズは確実に高まりつつあります。こうした声にしっかりと応えていくために、データアーカイバーの重要性は今後さらに高まると確信しています」と力強く語った。

フォースメディアからの提案:
NAS連携による階層型ストレージ管理ソリューション


フォースメディア 日置氏

フォースメディアは、海外のエレクトロニクス製品の輸入・販売を手がける企業である。同社が扱うQNAP(台湾)のNASストレージは、低コストでありながら多機能で高いカスタマイズ性を持つことが評価され、特に大学・研究機関等でファイルサーバーやバックアップ用として導入されている実績を持つ。同社がパナソニックのデータアーカイバーに注目したのも、QNAP製品との組み合わせに可能性を見出したためだった。
「2016年2月にパナソニックのデータアーカイバーを知り、即決で扱うことを決めました。非常にユニークな製品でテープとの違いも明確であり、QNAP製品との組み合わせにも最適だと考えたからです。今回の展示会では、プライマリーストレージのQNAPとデータアーカイバーを組み合わせた階層型ストレージ管理ソリューションを提案しています」(日置氏)
「我々の強みは、全国に流通の販売網を持っていることとフットワークの軽さです。この販売網を通じて、お客様の多様なニーズにスピーディに対応し、パナソニックとともにデータアーカイバーの新しい市場を作っていきたいと思います」と、新たな市場創出への意欲を語った。

4社とのパートナーシップを核に、光ディスクアーカイブ市場の拡大を加速

パナソニックの光ディスクアーカイブシステムは、パートナー企業が提供する独自ソリューションとの組み合わせにより、提案・活用分野が一気に広がりつつある。

パートナー企業から寄せられている評価内容としては、光ディスクのメリットが明確であることに加え、「パナソニックブランドの実績と信頼性」も非常に大きい、とパナソニック ストレージ事業部 営業部 プロモーション部 課長 菅谷英之 氏は語る。
「パナソニックはこれまで、様々なユーザーニーズを吸い上げ、応えていくことで成長してきました。IT分野のビジネスにおいても、その姿勢は変わりません。今後もパートナー企業と互いに協力しながら、光ディスクアーカイブ市場の拡大に取り組んでいきます」としている。


パナソニック 菅谷氏

※掲載内容は取材当時(2016年10月)のものです。

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