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いかに見せるか画質へのこだわり
記憶を再現する、自動コントラスト補正
次の便利機能は、自動コントラスト補正。デジカメプリントがきれいにできるという機能です。パナソニック(株)AVコア技術開発センターと共同開発をしました。
「こちらは、画像を損なうことなく、好ましく見える補正を行うということなので、忠実に再現するというのとはちょっと違います」
デジタルカメラのファイルフォーマットにExif(エグジフ)※というのがあって、このファイルの中には露出時間や露出モード、フラッシュの有無、光源、ホワイトバランス、撮影シーンなどのデータが記録されています。その情報をもとに、コントラストや色の濃淡を補正するのです。たとえば、逆光写真の場合、記録された画像を忠実に再現すると、暗く見にくい画像になってしまいますが、自動コントラスト補正が働くと、明るくきれいな写真が出来上がります。
そのほか自動コントラスト補正には、記憶色補正、彩度補正があります。
「記憶色というのは多くの人がイメージする色で、実際の色とは異なっています。一般に、空の色、肌色、木々の緑が記憶色といわれていて、人間の目はこの部分をいちばんシビアに注目して見るのです。ここをイメージ通りきれいに出力するために、実際の色よりも明るく鮮やかな色になるように補正しています」
彩度補正も同じで、花などは実際よりも鮮やかにするほうが、きれいに見えるそうです。
高画質、きれいな画質というけれど、それは必ずしも画像をそのまま再現することではないようです。人間の目がどう捉えるかを考えること。画像をつくるというのは、それだけ奥が深い仕事ですね。

補正なし

補正あり
※ デジタルカメラ用画像ファイルの標準化フォーマット。画像についての情報や撮影日時などの付加情報を記録できる。
※ 本ページの内容は、掲載当時のものです。社名や組織名など現在とは異なる場合がございますのでご了承ください。
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