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第3回 - みんなが『つながる』

IPアドレス数の違い

 前回は、インターネットはIPを中心とするプロトコルに基づいて、運営されていることをお話しました。今回からはIPの次世代バージョンであるIPv6の特長について見ていくことにしましょう。

 インターネットにつながっている端末には全てIPアドレスが付けられています。パソコンだけでなく、もし車や自動ドア、電化製品ほかいろいろな物をインターネットにつなぐときにもIPアドレスは必要です。IPv6の第一に注目してもらいたい点はIPアドレスの数です。現在のバージョンIPv4と比べてみましょう。

用語説明

IPアドレス
インターネットを利用する端末に割り当てられる住所(アドレス)のこと。
  • IPv4:4,294,967,296 個
  • IPv6:340,282,366,920,938,463,463,374,607,431,768,211,456 個

 ちなみに単位は一(いち)、十(じゅう)、百(ひゃく)、千(せん)、万(まん)、億(おく)、兆(ちょう)、京(けい)、垓(がい)、じょ(じょ)、穣(じょう)、溝(こう)、澗(かん)です。

IPv4とIPv6

無限に近いアドレス数

 砂粒にたとえたら、地球31万4000個分!とにかく膨大な数。ちなみに、IPv4だと、たった子供用バケツ1杯分。想像しづらいかもしれませんが、想像ができないほどの違いなのです。

 世界総人口60億人と考えると、IPv4では1人1個ずつでも足りなくなってしまいます。
一方、IPv6だと1人 56,713,727,820,156,410,577,229,101,238 個ずついきわたります。これだけあれば、心配なし!IPv6ではIPアドレスを無限に近い数まで使うことができます。

みんなつながる

 世界でインターネット人口は急激に増えていると言われています。

 また日本でも、近年、パソコンだけでなく携帯電話やモバイル端末、ゲーム機などの普及でインターネット利用は爆発的に増えています。このような1人何台もインターネットにつながる端末を使用する時代には、IPv6は必須になっていきます。

コラム

アジアのインターネット事情
アドレス枯渇問題は、近年急激にインターネット普及の進むアジア諸国では共通の課題です。世界一の人口を抱える中国だけの問題ではなく、ベトナム・カンボジア・フィリピン・シンガポール・マレーシア・ミャンマー・インドネシアなど各国に急激に普及の波は押しよせています。
これらの国の中には、少し前まで「インターネット禁止」であったところもあります。パソコンでホームページやメールを見るだけではないインターネットの広がりとIPv6は切り離せない関係なのです。
この講座はIPv6の技術概念を説明するものであり、 具体的なPanasonic商品とは直接関係ありません。
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