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第5回 - 安心・安全に『つながる』

セキュリティは?

 これまで、IPv6でインターネットにつながっているもの同士は、いつでもどこでも誰とでも、直接つながるというお話をしました。
 しかし、便利になる反面、他人には見られたくない情報まで見られたりしないか?知らない人にパソコンや冷蔵庫の中を勝手にのぞき込まれたり、荒らされたり、ウイルスを送られたりしたら大変です。
 大切なデータのやりとりを、勝手に書き換えられたり、盗まれたりすることだって考えられます。プライベートな情報をどのようにして守るか?わたしたちにとって大変重要な課題です。

安心と安全

IPv6なら安心

 セキュリティが心配、という方も多いと思います。でもIPv6には、IPv4に比べて強化されたセキュリティ機能「IP sec」と呼ばれる技術が使われているから大丈夫。
 IP secは、パケットそのものを暗号化する技術で、今までよりも安全にデータのやりとりが可能となります。

 インターネットのセキュリティ条件としては、

  • [1]受信したデータが送信したものと同じであること。
  • [2]送信者が本人であると保証すること。
  • [3]第三者に盗み見されていないこと。

が一般的に考えられます。

  IPv6のセキュリティ技術では、[1]と[2]が「認証」、[3]は「暗号化」技術を使って実現しています。

「認証」とは・・・

 データを送りたい相手に、正しく送るための「確認」を「認証」といいます。送信側ではパケットに「秘密の鍵」をつけ、受信側では、受け取った鍵を使ってデータを解読、改ざんされていないか否かを確認します。この鍵は送信者と受信者だけにしか分からないものとなっています。

「暗号化」とは・・・

 データを暗号化して送ることを「暗号化」といいます。インターネットでショッピングサイトやバンキングサイトを利用するとき「セキュリティの警告」ウィンドウが表示されますが、これが、これから暗号化通信を始めますよ、という合図なのです。

セキュリティ

 インターネットの世界では、これらの技術により、パケットを安全に送り届けているのです。

コラム

IPv6のセキュリティ
米国国防省はインターネット接続およびイントラネットの双方について、2008年会計年度にIPv6への移行を完了することを目標とすると公表しました。(2003年6月)
IPv6を採用する重要な要因としてアドレス数の問題よりも、End-to-Endでのセキュリティ、通信品質制御の可能性を挙げています。
この講座はIPv6の技術概念を説明するものであり、具体的なPanasonic商品とは直接関係ありません。
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