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第5回 お店や流通現場での利用
ビルやオフィスでもタグが利用されていますが、コンビニエンスストアやお店では、今後どのようになっていくでしょうか?
お店での利用
コンビニエンスストアやスーパーで買い物をする時、レジの前で長い時間並ぶことはありませんか?
今は、商品をひとつずつバーコードリーダーにかざして集計していますが、商品が入ったカゴをレジに置くだけで、瞬時に集計できればレジの前で長い時間待つことがなくなりますね。
商品の生産地や詳しい情報、在庫状況、流通過程での保管状況など、店員さんに問い合わせしなくてはわからなかったことも、商品を手にとったり、カゴの中にいれたりするだけでディスプレイで確認できたらとても便利ですよね。
お店側でもお客様が商品を手にとったり、詳細情報を確認したことを自動的に収集できれば、マーケティングに活用することができます。
すべての商品にRFIDのタグがつくことによって、そのようなことも夢ではなくなります。
| RFIDの3大特長(バーコードとの比較) |
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バーコード |
RFID |
| 複数読み取り |
一つずつ順番 |
同時に一括 |
| 見えない場所での読み取り |
できない |
できる |
| 情報の追加や書き換え |
できない |
できる |
RFIDには、右図のような特長があります。だから、複数の商品が重なっていても同時に集計ができたり、生産や流通現場での情報を追加したりすることができるのです。
今、このようなことを実現していくために、タグの情報を正確に、すばやく読み取る技術やその情報を活用するアプリケーションなどが注目されています。
生産現場や流通現場での利用
生産現場や流通現場の環境も、徐々に変化してきました。
生産現場では、部品や箱にRFIDのタグを貼ったり、情報の追加や書き換えができるタグ付きの伝票を利用したりして、検品作業や作業工程の管理などの効率化に効果を発揮しています。
流通現場では、倉庫から配送センターへの搬送などに活用しています。
製品が入った箱やトラックのコンテナにRFIDのタグが貼付されていれば、トラックなどでの輸送の際でも、情報を読み書きする機器が設置されているゲートを通るだけで、出荷や納品をチェックすることができます。物流の品質向上、業務効率などに役立ち、商品が私たちの手元に届くまでの時間の短縮にもつながってきます。
生産現場や流通現場では、情報を読み書きする機器とタグとの距離が広範囲になるので、通信距離が長いUHF帯RFIDの活用が注目されています。 稼動中のコンベアやトラックでの搬送途中など、生産・流通現場での活用をさらに進めるため、タグの読取精度・読取速度向上に向けた技術開発が進められています。
また、業務アプリケーションとの連携をスムーズに行うためのミドルウェアの開発や標準規格インターフェースの搭載も進められています。
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●特徴1 ミラーサブキャリア方式採用により、読取性能の大幅向上
- EPCglobal規格に準拠したミラーサブキャリア(MS)方式を採用しました。送受信チャネルを分離することで、送受信帯域の中心に集まりやすいノイズや干渉波の除去を可能にしました。
- また、ミラーサブキャリア(MS)方式は受信信号の情報量が多いため、弱い信号でも復元性が高く、受信しやすくするなど、読取性能の大幅な向上を実現しました。
●特徴2 ALEインターフェースでミドルウェアとの簡単接続
- EPCglobal規格に準拠したALE・EPCISインターフェースを搭載することで、業務アプリケーションなどの上位システムとの連携を容易にしました。
- また、EPCglobalのコード体系、商品コード指定による高レベルのフィルタ機能により、上位アプリケーションが求める情報を効果的に提供することで、処理時間の短縮やシステム負荷の低減を実現しました。
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●特徴 デジタル情報の書き換えと情報の可視化で幅広い活用が可能
- 用紙に内蔵されたタグのデジタル情報の読み書きと用紙の文字の書き換えができ、見やすい黒印字で現場での容易な目視確認や、用紙の繰り返し使用で環境にやさしい循環型ライフサイクルを実現しました。
- かんばんサイズ対応のリライタブルシートプリンターでは、大容量ストッカー(300枚 t=0.4mm)を搭載し、フェースアップ方式によりタグシートの先入れ、先出しが可能になっています。
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