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デジタルX線撮影システム


 

春日丘動物病院様

   
 

先進のX線撮影システムの導入と、その活用によって、
言葉を話せない動物の“痛み”を、よりわかりやすく説明。

  飼い主とのコミュニケーションを大切にしながら、地域に根ざした動物医療サービスを提供している、春日丘動物病院様。飼い主の満足度の高いサービスの実現と、検査および画像管理業務の効率化をめざして、TOUGHBOOK CF-19を端末とした、デジタルX線撮影システムを活用されています。

[納入先]
春日丘動物病院 様
[所在地]
大阪府茨木市中穂積3-5-31
TEL 072-622-9922
[春日丘動物病院様のホームページ]
http://www.keddy.gr.jp/~ksgok-a-h/
[導入機種]
 ●TOUGHBOOK CF-19

地域の動物医療を担う、春日丘動物病院様の外観
地域の動物医療を担う、
春日丘動物病院様の外観
     
 

■犬、猫から、小動物までを対象に、 質の高い動物医療サービスを
 大阪のベッドタウン、茨木市の住宅街にたたずむ、瀟洒(しょうしゃ)なヨーロッパ風の建物。病院はこの建物の1階に立地しています。
「かつての動物病院のような、ちょっと暗いイメージを払拭したかったのです。飼い主に女性が多く、女性に好まれる空間にしたいという意図もありました」と、院長の今西修大先生。院内は清潔で明るく、温かな雰囲気が広がっています。ペットと飼い主が診察を待つ待合室も、おしゃれなカフェのようなデザインでまとめられています。
 今西院長は大学卒業後、他の病院で実績を積まれたのち、2001年、同じく獣医師の奥様とともに、病院を開業されました。現在、獣医師4名、看護士4名、トリマー2名のスタッフとともに、犬、猫からウサギ、小鳥、ハムスターなどの小動物にいたるまで、幅広いペットの診療にあたっています。
 動物病院としては中規模な同院ですが、訪れる飼い主は1日40〜50人にものぼります。診察は午前と夜間の2回ですが、「いのち」を預かる仕事であるがゆえに、夜間診察が始まるまでの時間帯や夜間診察終了後も、検査や手術、入院中の動物のケアなどの業務は続きます。多忙な中、今西院長もスタッフも、質の高い動物医療サービスを提供するべく、日々奮闘しておられます。

清潔で明るい施設は、家族的で 温かなムードに包まれています
清潔で明るい施設は、家族的で
温かなムードに包まれています

   
   ■ペットの“生活習慣病”発見に役立つ デジタルX線撮影システム
 近年、動物を家族同様に考える飼い主が増えるとともに、人間並みの治療を求められるケースも珍しくはありません。春日丘動物病院様も、さまざまな飼い主のニーズに応えられるよう、検査や診察、その他のサービスにおいて、設備面や人材面で充実を図っておられます。そのひとつとして、2006年2月、DRと呼ばれる「デジタル ラジオグラフィ システム(Digital Radiography)」を導入されました。
 一般の動物病院で普及しているのは「CR(コンピューテッド ラジオグラフィー:Computed Radiography)」と呼ばれるシステムであり、これはいったんフィルムに撮影した画像をシステム内部のスキャナーで読み取り、デジタル化する仕組みです。撮影した画像のプリントアウトはもちろん、パソコンのディスプレイ上で確認したり、サーバにデータを蓄積したりすることができます。
 このCRがさらに進化したのがDRです。DRはデジタルカメラと同じような仕組みで最初からデジタルデータとして撮影するため画質も良く、また、サーバへの転送時間も短く、撮影して数秒後に画像をパソコンのディスプレイで見ることができます。動物病院での導入例はまだ少なく、この機種では春日丘動物病院様が関西で3例目であるそうです。同院ではレントゲンの使用頻度が高いことと、今西院長が以前勤務されていた病院で利便性をよくご存知だったことから、他の病院に先がけての導入に至りました。
「昔と違って、最近のペットは長生きになりました。ペットの高齢化に伴って、腫瘍、がんなどの、ヒトで言う“生活習慣病”が増えています。それらの病気を見つけるためにも、レントゲンを撮る機会は頻繁にあります。その際、スムーズかつ迅速に作業を進めるのに、DRは不可欠のシステムなのです」(今西院長)

コンパクトなTOUGHBOOK CF-18なら、小さなスペースに設置可能
コンパクトなTOUGHBOOK CF-19なら、
小さなスペースに設置可能

   
   ■TOUGHBOOKの画面にタッチして システムを簡単に操作
 このDRシステムのコントロール端末として活躍しているのが、TOUGHBOOK CF-19です。 TOUGHBOOKは、頑丈ボディに加えタッチパネルを搭載。さらにPCの内部と外部が遮断された防塵設計のファンレス機なので、ホコリを吸うこともはき出すこともしません。病院のように忙しく、かつ清潔を要求される環境には、うってつけのPCです。
 レントゲン撮影時は、TOUGHBOOK上でソフトウェアを起動。画面をタッチして機器を操作します。
「タッチパネルを使っての操作は、キーボードでの入力に比べてミスが少なく、簡単です。他の動物を診察したり、別の作業と併行しながらの検査時にも、簡単でパッと素早く操作できるのがいい」(今西院長)
 撮影した写真は、TOUGHBOOKのディスプレイで必要な箇所が適切に撮影されているかを確認します。また撮影された画像はLAN経由でサーバに蓄積され、診察室の大型ディスプレイで見ることができます。
「フィルムに画像を焼き付けていた時代なら、現像されたフィルムを飼い主さんにご覧いただくまで、十数分も待ってもらうのが普通でした。当院ではDRの導入により、撮影後5〜6秒後には、診察室で画像を確認できるようになりました。ペットの容態を早く知りたい飼い主さんのご要望に沿うサービスが、DRによって実現できていると思います」(今西院長)

「忙しい時間帯の検査でもタッチパネルの操作なら、ミスをせず楽にできます」

必要な画像が適正に撮れているか、ディスプレイを見て判断
「忙しい時間帯の検査でも、 タッチパネルの操作なら、
ミスをせず楽にできます」(今西院長)
必要な画像が適正に撮れているか、
ディスプレイを見て判断
   
   ■ペットの病気を目で見てわかる形で提示し、 ペットの状態や治療の方針を説明
 撮影した画像上の病変のある部分や気になる部分を、診察室の大型ディスプレイで拡大しながら、飼い主に説明できるのも、デジタルならではのメリットです。
「動物は人間と違って、“ここが痛い”“こんな風に苦しい”といったように、苦痛を言葉で表現する術を持ちません。そんな動物の診察・治療だからこそ、ペットの状態をレントゲン画像という、目で見て分かる状態で示したうえで飼い主にご説明し、飼い主がご納得いただくような、治療方法を選択していただくことが、いっそう重要になってくるのです」(今西院長)
 ペットの容態が深刻である場合、その事実を知ることは、飼い主にとっては辛いことです。しかし、その過程を経なければ、治療を進めることはできません。また、飼い主がペットやその病気に対する理解を深めるうえで、レントゲン画像はたいへん重要な役割を果たします。春日丘動物病院様はDRの活用で、この画像を飼い主にとってわかりやすい形で迅速に提示し、しっかりと説明することで、飼い主の理解や治療に対する満足度を向上されているのです。

撮影したレントゲン画像は、大型ディスプレイで拡大して説明したうえ、プリントアウトして飼い主に渡す場合も
撮影したレントゲン画像は、大型ディスプレイで拡大して
説明したうえ、プリントアウトして飼い主に渡す場合も

   
  

■検査システムの一元化、 データ管理の効率化が課題
 春日丘動物病院様では、DRのほかに超音波検査も実施されていますが、これら2つのシステムは現在はそれぞれ独立しています。将来的にはDRと超音波検査のシステムを統合し、さらにはCTもしくはMRIを導入し、レントゲンと超音波の検査およびそのデータを一元的に管理することを目指されています。加えて、撮影画像の管理についても、ペットごとにすべてのデータを効率よく管理できるシステムが構築できないか、研究中とのことです。
 病院経営に関する、将来のビジョンについても伺いました。
「最近、動物病院は大型化・専門化する傾向にありますが、当院は『地域に密着する、頼りになるホームドクター』としての地位を固めていきたいです。動物を大切にしたいというご家庭が増えていますので、病気の治療はもちろん、病気予防から飼育指導にいたるまで、ペットの一生をサポートするような、頼りになる病院を目指しています」(今西院長)
 飼い主とのコミュニケーションを大切にして、地域に根ざした医療を志向する、春日丘動物病院様。デジタルX線撮影システムやその端末として活用されているTOUGHBOOK CF-19は、同病院のさらなる活躍を支える一助となることでしょう。

診察室からガラスごしに、手術の様子を診ることを可能とするなど、治療の「見える化」を推進
診察室からガラスごしに、手術の様子を見ることを
可能とするなど、治療の「見える化」を推進

「地元のかたから頼りにされる病院に」と語る、今西院長
「地元のかたから頼りにされる病院に」と語る、今西院長


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   ( 2008年4月 )