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放送・業務用映像システム

メモリーカードカメラレコーダー  AJ-HPX3700G/AJ-HPX2700G


“VARICAM”の表現力、P2の先進性。

シネマ制作にワークフロー革新、“P2 VARICAM”シリーズ。
『フィルム質感のビデオカメラ』として映像業界に確立するパナソニック“VARICAM”。その画質と表現力は先進のP2HDに受け継がれました。
世界が認めたその画質と表現力に、最新のファイルベース&テープレス記録の機能が加わり、革新的なワークフロー改善とコスト削減をもたらします。
“P2 VARICAM”には、フルピクセル解像度とRGB4:4:4およびP-10LOG出力に対応したAJ-HPX3700Gと、フルレート(1〜60fps)のバリアブル・フレーム機能を装備したAJ-HPX2700G、2機種のラインナップを用意しています。

AJ-HPX3700G
HDフルピクセル(1920×1080)解像度、RGB4:4:4とP-10LOG出力に対応。ハイエンド制作に応える高画質P2バリカム。

  • 信頼性・スピード・ITとの融合。先進のP2カード収録。
  • カラービューファインダー(AJ-CVF100G)対応。

AJ-HPX2700G
フルレート(1〜60fps)のバリアブル・フレーム機能を装備。表現力とコストパフォーマンスで映像制作に応える多機能P2バリカム。

高解像度の220万画素CCD【AJ-HPX3700G】

AJ-HPX3700Gには高密度220万画素2/3型CCDを搭載。フルピクセル(1920×1080)の高解像度HD映像を収録できます。
インターレース/プログレッシブ切換により1080/23.98p(または24p/29.97p/25p)ネイティブ映像の収録にも対応しています。またF10の高感度を備えています。

100万画素プログレッシブCCD【AJ-HPX2700G】

AJ-HPX2700Gは100万画素2/3型プログレッシブCCDを搭載。高性能DSPを介して1080/720HD映像を出力します※1。720pモード時には、フルフレームレート(1〜60fps)のバリアブル・フレームレート収録が可能です。また感度F10/最低被写体照度0.021lx※2を実現しています。
※1:詳しくは「入出力映像フォーマット表」をご覧ください。
※2:F1.4、+30dBゲイン、1fpsのバリアブル・フレームレートにて撮影時。

レンズ色収差補正(CAC)機能

レンズ自体で補正しきれないわずかな色収差などが主な原因で発生するレジストレーションエラーをカメラレコーダー本体にて自動的に補正し周辺画像の色にじみを最小限に抑えるCAC(Chromatic Aberration Compensation)機能を搭載しました。CAC対応レンズを使用することにより、プライムレンズに近い映像がズームレンズで得られます。

■ CAC(レンズ色収差補正)機能の効果イメージ
CAC


14ビットDSP回路による12軸独立色補正

14ビットのA/D変換プロセスにより豊かな階調性と色再現が得られる高性能DSP回路。12軸独立色補正機能は特定の色域を他の色域に影響を与えずに色相の調整が可能です。ほかスキントーンディテールなど、きめ細かな画づくりができる機能を数多く搭載しています。

フィルムレンズに対応したスキャンリバース機能

キャノン社・アンジェニー社のHDレンズアダプター使用時の画像反転をキャンセルするスキャンリバース機能を標準装備しておりフィルムカメラ用交換レンズに対応しています。

DRS(ダイナミック・レンジ・ストレッチャー)搭載

室内から屋外をのぞむような明暗の混在するシーンにおいて黒ツブレ・白トビを自動的に抑えるDRS機能を搭載。各画素ごとの明暗に応じたガンマカーブとニースロープを推定しリアルタイムで適用。これにより同一画面内に暗部・明部・中間調が存在するシーンにおいても、それぞれに高い階調表現が保持でき、黒ツブレ・白トビ・色トビが最小限に抑えられます。視覚的に広いダイナミックレンジを持つ映像が得られます。

■ DRS(ダイナミック・レンジ・ストレッチャー)の効果イメージ
DRS


デジタルシネマ制作に対応した7モードガンマ

DSP回路にセレクタブルガンマを内蔵。“VARICAM”伝統の映画制ガンマを搭載しています。さらにAJ-HPX3700GではHD SDIデュアルリンク出力時にFILM-RECガンマ映像をP-10LOGガンマに変換する機能を備えており、ハイエンドのデジタルシネマ制作に応えます。

■ ガンマモードによる映像の比較イメージ
DRS


RGB4:4:4/10bit LOG出力が可能【AJ-HPX3700G】

2機種ともカメラスルーの1080/24PsF出力に対応したHD SDI端子を備え幅広いシステム展開に応えます。さらにAJ-HPX3700Gは2つのHD SDI出力端子をデュアルリンク出力として使用可能。RGB4:4:4の高画質で10bit LOG(P-10LOG)ガンマのHD映像を出力でき非圧縮レコーダーを用いたハイエンドの映画フィルム制作に対応します。
※P-10LOG映像はカメラスルー出力のみです。P2カードへの記録はできません。


■FILM-RECガンマからP-10LOGガンマへの変換図

FILM-REC用モニターガンマ機能

FILM-RECガンマにて収録時、P2カードへの記録とHD SDI出力はFILM-RECガンマ特性に保ったまま、ビューファインダーおよびモニター出力をコントラストの高い画像に変換することにより、最適な階調でモニターできるモニターガンマ機能を搭載しています。LCD表示とビューファインダー表示には“VF-GAMMA”、モニター出力とリモート出力映像に対しては“MON-GAMMA”のメニューで、それぞれ別個に設定することができます。

“VARICAM”ならではの表現力、バリアブル・フレームレート。
AJ-HPX2700Gは、1fps〜60fpsのフルレートで設定が可能です。

“VARICAM”ならではのバリアブル・フレーム・レート

かつてパナソニックが業界に先駆けて開発し、“VARICAM”の名の由来となった伝統の機能がVFR(バリアブル・フレーム・レート)。アンダークランク(コマ落し撮影)/オーバークランク(高速度撮影)を駆使してクイックモーション/スローモーションの演出が可能です。AJ-HPX2700Gは秒間1コマ(1fps)から60コマ(60fps)まで任意のフレーム数が設定できます。AJ-HPX3700Gは30fps以下の撮影に対応しています。
※システムモードおよび映像フォーマットまたは記録フォーマットによって設定できるフレームレートが異なります。詳しくは「入出力映像フォーマット表」をご覧ください。

1080p/720pネイティブモード

カメラのフレームレートそのままで記録。24pモード時は24コマだけを記録します。再生をノーマルレートで行うことにより、フレームレートコンバーターなしでスピードエフェクトの効果を実現し、その場でプレビューすることが可能です。またP2カードの記録時間も長く確保できます。
※720pモードはAJ-HPX2700Gのみです。AJ-HPX3700Gは720pモードでは記録できません。

720p over 60pモード【AJ-HPX2700G】

AJ-HPX2700Gに備わった、従来のVTR方式“VARICAM”システムとの互換モードです。720/24pモード時、2:3プルダウンして60コマを記録します。記録時間は通常の1080iまたは720pと同じですが、記録中もIEEE1394端子からDVCPRO HDストリームが出力できるため、P2モバイル、P2ポータブル、P2ギア、DVCPRO HD VTRなどでバックアップ収録が可能です。
※詳しくは「入出力映像フォーマット表」をご覧ください。

1080/24pAアドバンスモード

1080/24p収録モードのひとつに、2:3:3:2プルダウンによってover 60i記録を行う24pアドバンスモード方式を装備(DVCPRO HD)。AG-HVX205A/HPX175のP2ハンドヘルドカメラとの互換モード。
※対応システム詳細は「P2機器動作確認一覧表」をご覧下さい。
※詳しくは「入出力映像フォーマット表」をご覧ください。

ハーフモード付電子シャッター、角度設定も可能

最高1/2000秒まで7段階プラス“HALF”モードも備えたシャッタースピードはフィルムライクな角度による設定も可能で、バリアブル・フレームレートと組み合わせることで、さまざまな演出技法が活かせます。またモニター画面等の収録に適したシンクロスキャン機能も備えています。

10bit/4:2:2サンプリング、イントラフレーム圧縮の高画質を、
低レートで実現する最新の動画コーデックAVC-Intraを標準装備。

 

AVC-Intra

AVC-Intraコーデック標準装備

AVC-Intraコーデックボードを標準装備。1920×1080フルピクセルHDの高画質が得られるAVC-Intra 100と、低レート・低コスト運用できるAVC-Intra 50 の2モードの収録が可能です。新コーデックAVC-Intraは最新の動画圧縮テクノロジーMPEG-4 AVC/H.264規格をベースに、フレーム内(Intra-Frame)圧縮方式を堅持。高圧縮率・高画質・高編集精度を実現します。

高画質、AVC-Intra100モード

1920×1080/10bit 4:2:2 - フルピクセル・フルサンプリングによる高画質HD映像が、DVCPRO HDと同じビットレートで記録できます。HD-D5に迫る高画質収録が一体型カメラレコーダーで可能。ハイエンドの映像制作に新しい機動力が生まれます。

低レート、AVC-Intra 50モード

1440×1080/10bit/4:2:0 - SD(DVCPRO 50)並のビットレートでDVCPRO HDと同レベル画質のHD収録ができます。データレートが1/2のため収録時間はDVCPRO HDの2倍となり、データ転送時間は約1/2になります。

ネイティブ24pを含むHDマルチフォーマット

AVC-Intra 100/50モードでは1080/59.94iに加えて1080/23.98p、24pまたは29.97p、25pのネイティブ記録が可能です。また60Hz/50Hz切換により50i/25pもサポートしており海外向け制作や海外支局での運用などに便利です。AJ-HPX2700Gでは加えて720p映像もサポートしており60p/50pを含むマルチフォーマットのHD映像制作が可能です。
※詳しくは「入出力映像フォーマット表」をご覧ください。

DVCPRO HDコーデック収録も可能

DVCPRO HDコーデック記録もサポート。幅広いシステム環境に適合するほか、テープ方式の従来型“VARICAM”(AJ-HDC27H)との混在使用やリプレースなどにも柔軟に対応できます。

16bit/48kHz/4CHデジタルオーディオ

全フォーマットで高音質の16bit デジタルオーディオ4チャンネル。ステレオマイクAJ-MC900G使用時、マイク入力2CH、外部入力(ライン/ワイヤレスレシーバー)2CH、合わせて4CHの独立入力が可能。

■ イントラ予測プロセスのサンプル画像(下の画像をクリックしますと、大きい画像が別ウィンドウで開きます)

フレーム内(I-only)圧縮の優位性
動画圧縮にはフレーム内で処理が完結するイントラフレーム圧縮(I-only)方式と複数フレームをまとめて処理するインターフレーム圧縮(Long GOP)方式の2つに大別できます。最新の圧縮技術であるMPEG-4 AVC/H.264規格においても両者が選択できますが、AVC-Intraはその名の由来通りイントラフレーム圧縮(I-only)を採用しています。インターフレーム圧縮は隣接フレームが類似していることを前提にビットレートを低く抑える方式、伝送や民生ビデオカメラに適しています。しかしフラッシュライトが飛び交う報道取材、動きの激しいスポーツ、紙ふぶきと電飾の音楽番組など、放送業務においては隣接フレームに類似性のない映像も多く、そこでも一定以上の高画質が求められます。被写体を選ばない安定した運用には、フレーム内で圧縮が完結しているイントラフレーム圧縮のほうが適しています。また1フレーム単位のトリミングが必要な編集においても、イントラフレーム圧縮は画質劣化なしでストリーム編集※1が可能。
さらにAVC-Intraは1フレームをスライスに分割※2して圧縮するため、マルチコアCPUで高速に並列処理ができ、フレーム間の依存関係のために並列処理が困難なインターフレーム圧縮に比べ、これからのマルチコア時代に適した方式です。
※1:圧縮データのままの編集。 ※2:画面を横方向に短冊状に10分割する。


MPEG2の約2倍の圧縮効率
先進の圧縮技術によってAVC-IntraはI-only圧縮でもMPEG2の約2倍の圧縮効率を獲得しています。中でも効果的な技術がイントラ予測とコンテキスト適応型エントロピー符号化です。


●イントラ予測
隣接画素から予測画素を生成し、入力原画像との差分データを予測モードと合わせて記録します。予測精度が高いため残差データも軽く、高い圧縮率を実現します。フレーム内処理のため、激しい動きに対しても予測精度は低下しません。

●コンテキスト適応型エントロピー符号化
CAVLC (Context Adaptive VLC)とCABAC (Context Adaptive Binary Arithmetic Coding)の2種類を採用。どちらもコンテキスト(周囲の状況)適応が特長です。MPEG-2では固定テーブルで符号化するため絵柄によって圧縮効率が低下しますが、コンテキスト適応型は絵柄に合わせてきめ細かく動作するため、常に高い効率で圧縮することができます。

卓越した機動性と信頼性、先進のマルチスロット記録と高速アクセス、
取材・収録の生産性を向上するP2カード収録。

機動性・信頼性にすぐれたP2カード記録

64GBの大容量と小型軽量、そしてプロユースの堅牢設計のP2カード。温度変化、粉塵、衝撃や振動にきわめて強く、テープのようなヘッド目詰まり・ドロップアウトの心配がありません。過酷な状況での取材に高い信頼性と機動力をもたらします。収録はカードの空き領域に行われ、頭出し不要、上書きの危険もありません。さらにローコストタイプのEシリーズ(AJ-P2E016XG/AJ-P2E032XG/AJ-P2E064XG)も新発売、幅広いユーザーニーズに利便を図りました。
※ 表示容量には管理領域等が含まれており、収録に利用できる容量はこれより少なくなります。

高速起動・頭出し不要・上書きなし

駆動メカニズムがないため、起動も高速。スタンバイ状態からのRECスタートは瞬時、電源ONからでも約3秒で撮影開始できます。このレスポンスはバッテリー交換時のタイムロスを短縮するだけでなく、電源OFF状態での待機すら可能になり(カードの交換も電源OFF状態で可能)バッテリーの消耗を大幅に低減できます。また収録はカードの空き領域に行われ、頭出し不要、上書きの危険もありません。

P2カード5スロットを駆使した多機能収録

P2カードを5枚まで装填して連続記録できるほか、メモリーカードならではの新しい記録機能を搭載しています。
●カードセレクト: 記録スロットの切換が収録中でも可能。収録済素材をすぐに抜き出す、カードに分類して収録する、などの使用法を実現。
●ホットスワップREC: 記録中でもカード交換ができます。収録済カードをブランクカードに順次交換することでエンドレス記録が可能です。
●ループREC: 指定した記録領域内で順次ループ記録することにより常に過去一定時間の収録を保持することができます。
●プリREC: スタンバイ状態で最大8秒の映像・音声をメモリー、RECスタート前にさかのぼって撮り逃がしをリカバリー。
●インターバルREC:間隔と記録時間を設定した自動間欠収録。
●ワンショットREC:アニメーション制作に便利なフレームショット。
●RECレビュー: 直前に収録したクリップの終端部約2秒〜10秒間を素早く再生チェックすることが可能です。
※バリアブル・フレームレート収録時にはこの機能は使用できません。

クリップサムネール表示と再生・送出機能

記録クリップは内蔵3.5型カラーLCDモニターにサムネールアイコンで一覧表示、選択したクリップ(複数選択可)を再生・削除できます。
再生はテープ同様に一時停止・早送り・巻戻しができるほか、複数クリップを連続してシームレスに再生することが可能で、現場からの送出にも対応します。さらに再生中に収録チャンスが訪れた場合でも、頭出し不要、上書きの危険なしに即座に収録を開始できます。
※記録フォーマットが異なる場合のシームレス再生はできません。



簡易編集にも対応するテキストメモ機能

収録中またはプレビュー中、任意の箇所で“テキストメモ”ボタンを押すことにより、“しおり”のような機能を持ったテキストメモが貼付されます。ひとつのクリップ中に最大100ヵ所まで打てます。メモとメモの間の区間をコピーして新しいクリップを作成する簡易編集がP2 cam単体で可能です。それぞれのテキストメモには書込みも可能。またOK/NGなど、クリップのマーキングに便利なショットマーカー機能も備えています。
※ループRECおよびインターバルRECモード時は機能しません。


プロキシデータ記録に対応(オプション)

ビデオエンコーダーカード(別売/AJ-YAX800G)を装着することにより、低レートのMPEG-4映像とTCなどメタデータを持つプロキシデータをP2カードおよびSD/SDHCメモリーカードに記録できます。ファイルサイズの小さいプロキシデータは、オフライン編集に用いることで軽快に編集プロジェクトファイルを作成できます。またインターネットや携帯電話回線を利用したニュース速報等にも利用できます。
※バリアブル・フレームレートをネイティブモードで使用した収録時、およびループRECまたはインターバルREC機能を使用した収録時には、プロキシデータの記録はできません。プロキシデータとはMPEG-4形式の低解像度動画と音声のAVデータにタイムコード、メタデータなど管理情報が付随したファイルデータです。Use of DCF Technologies under license from Multi-Format, Inc.

SDメモリーカードスロットを装備

撮影者名やレポーター名、撮影場所、テキストメモなどの情報を記述したメタデータアップロードファイル(P2 Viewerにて作成)をSD/SDHCメモリーカードに保存しておき、クリップメタデータとして読込めます。
※詳しくはP2 Viewerをご覧ください。

※ネイティブモードは有効フレームのみ記録するモードです。 ※ネイティブモードは有効フレームのみ記録するモードです。

収録業務をサポートする多彩な撮影アシスト機能と卓越した操作性。
1080/24PsFライン出力など、ハイエンド制作に対応したシステムインターフェイス。

5種類のユーザーボタンが使用可能

使用頻度の高い機能をワンタッチでON/OFFできるユーザーボタン。USER MAIN/USER 1/USER 2の3個に加え、MARKER SELECTおよびTEXT MEMOボタンも他の機能に変更できます。スロットセレクトやYゲットなど本機の多くの機能の中から、合わせて5つの機能を割り付けることができます。

16種のシーンファイルと64種のレンズファイル

●シーンファイル: カメラ本体に16ファイルがメモリーできます。またSD/SDHCメモリーカードに8ファイルをバックアップ保存できます。
●レンズファイル:交換レンズに対応した設定ファイル。カメラ本体に64ファイル、SD/SDHCメモリーカードに64ファイルが保存できます。
●ユーザーデータ:セットアップ状態を本体にメモリーできるため、変更しても素早くもとの設定に戻せます。


フォーカスアシスト機能

ビューファインダーおよびLCDモニターに撮像信号の周波数分布をグラフ表示することによりフォーカス合わせが容易になります。ユーザーボタンに割り当てることでワンタッチで使用できます。

HDカラービューファインダー(オプション)

1.0型150万ドット相当(960×540×3 [RGB])の透過型LCOS(Liquid Crystal On Silicon)を採用し、高解像度・高輝度・高速応答性を確保しながらカラー化を実現したHDカラービューファインダー(別売・AJ-CVF100G)。従来のビューファインダー同等の使用感と操作性で、ホワイトバランスなどの撮影ミスに対する負担を軽減できます。

多彩なアシスト機能

●色温度可変: ホワイトバランス設定後にジョグダイアルで調整可能。
●カラーバー(SMPTE/SNG/フルカラーバー切換可)と基準音声信号(1kHzテストトーン)の出力が可能。
●ゼブラ:2パターンのゼブラ表示ができます。
●マーカー:センターマーカー、セーフティーゾーンマーカー、セーフティーゾーンエリア、フレームマーカーの表示を選択できます。

2枚構成の光学フィルター

ND(クリア・1/4ND・1/16ND・1/64ND)とCC(3200K・4300K・5600K・1/2ND)2枚構成の光学フィルター。CC側に1/2NDを設けたことより、より繊細な絞りの調整を可能にしています。

アクセサリー対応グリップハンドル

グリップハンドルはシネタイプ。5つのネジ穴によりフィルムアクセサリーの取り付けに対応しています。

信頼性と機動性にすぐれたデザイン

●堅牢な3点ロック式ビューファインダーマウント。
●ロック機構の付いた大型オーディオレベルボリューム。
●フロントマイク入力ボリューム(ON/OFF・CH割付け可能)。
●カメラマンの声を反映した各部の形状と操作性。

3系統のHD SDI出力

1080/24PsF規格にも対応したHD SDI A・B出力端子を標準装備。エンベデッドオーディオも重畳。P2モバイルAJ-HPM200やデジタルVTRを用いてRECスタート/ストップと連動したバックアップ収録ができます。MON OUTからもHD SDI映像信号を出力可能。キャラクター、マーカーの付加はHD SDIとMON OUTそれぞれ別に設定できます。

DVCPRO HD(IEEE 1394)出力【AJ-HPX2700G】

AJ-HPX2700GはIEEE 1394準拠のDVCPRO HD出力(6ピン)を標準装備。P2ギアAG-HPG10、P2モバイルAJ-HPM200など対応レコーダーを用いて、DVCPRO HDストリーム出力で劣化のないバックアップ収録が可能です。
※ IEEE 1394バックアップ収録はDVCPRO HDコーデックのみ対応しています。

USB 2.0(ホスト/デバイス)インターフェイス

デバイスモードでPCと接続した場合、P2 camのカードスロットがPCの外付けデバイスとしてマウントされ、ノンリニア編集やネットワーク送出が行えます。ホストモードではハードディスクユニットと接続して、P2ファイルのコピーがPCなしでも行えます。

ダウンコンバートSD映像出力

MON OUT端子の出力信号はHD SDI/VBS切替え。VBS選択時にはダウンコンバートSD映像(アナログコンポジット)が出力されます。

多機能RCU対応(オプション)

リモートコントロールユニット(別売/AJ-RC10G)に対応したREMOTE端子(10ピン)を備えています。カメラ映像(HD/ダウンコンバートSD)をモニターしながら遠隔操作できます。

多目的に使えるDC OUT端子(4ピン)

LCDモニター BT-LH80WUに電源を供給できるほか、外部スイッチを接続すればRECスタート/ストップのリモート、LEDランプを接続すればタリーとして使用可能。クレーン設置の撮影時などに役立つ多目的端子です。

その他の機能と仕様

●GPSユニット(別売/AJ-GPS910G)装着時、UMID※1規格のGPSデータ(緯度・経度・標高)をP2カードに記録できます。
●SMPTEタイムコードジェネレーター/リーダーとTC IN/OUT装備。
●リターンビデオ(HD-Y)としても使えるGENLOCK入力端子※2
●UniSlot方式ワイヤレスレシーバースロット(デュアルチャンネル対応)。
※1:UMID (Unique Material Identifier): SMPTE 330M、国際標準化されたAV素材の識別子。
※2:23.98PsF、24PsF信号の確認はできません。

P2 VARICAMによる映像制作をサポート。
すぐれたコストパフォーマンスで、スタジオカメラ運用が可能。

カメラ延長システム

スタジオカメラ収録に対応したコスト・パフォーマンスの高いカメラ延長システムです。伝送にはBNCケーブルを用いて劣化のないデジタル信号で最大100mまでの延長が可能。画作りと収録のリモートコントロールのほか、カメラ側への電源供給、リターン映像、インターカムの機能を装備。AC/DC両電源で運用でき、スタジオからフィールドまで幅広い用途でスタジオカメラ運用をサポートします。
詳しくは「サポート&ダウンロード情報」をご覧ください。

カメラ延長システム図

HDTV制作とシネマ制作に応えるシステムワークフロー。

(1)1080/59.94i放送用HD番組制作ワークフロー

メモリーカードの機動力を活かしつつ高画質の番組制作が行えるシステムソリューション。AVC-Intra 100コーデックで収録。映像音声データとメタデータなどの付加データを合わせてMXF(Material eXchanged File)互換のP2コンテンツファイルとして記録します。撮影情報などメタデータをあらかじめSDメモリーカードからカメラ本体にロードしておくことで収録カットごとにメタデータを記録。同時に収録開始時刻やGPS位置情報(オプション装着時)の記録も可能。速報やオフライン編集に活用できるプロキシデータ(オプション装着時)にも対応します。P2モバイルAJ-HPM200、PラピッドライターAJ-HRW10Gを収録現場に携行することで、P2カードのコピーと初期化、HDDへのファイルコピーまでを1ユニットでこなせます。
※バリアブル・フレームレートをネイティブモードで使用した収録時、およびプリREC、ループREC時はプロキシデータの記録はできません。

(2)シネマ制作ワークフロー(P2カード収録)

高画質プログレッシブ映像から劇場上映用24pフィルムやテレビ用30p完パケを制作するシステムソリューション。P2カードを用いることで機動力の高い撮影が可能です。P2コンテンツマネジメントソフトウェアP2CMSバージョン1.4(Mac版)はFILM-RECガンマモードで収録されたAVC-Intraファイルを非圧縮DPX(P-10LOGガンマ)ファイルに変換する機能を備えています。静止画をDPXで出力することもできるため、カラーグレーディング作業の指示を事前に作成することが可能です。

(3)AJ-HPX3700Gシネマワークフロー(非圧縮収録)

AJ-HPX3700Gに備わったHD SDIデュアルリンク出力を用いて、1920×1080、RGB 4:4:4 10bitの高画質カメラ出力が可能です。さらにFILM-RECガンマで撮影した映像をP-10LOGガンマに変換して出力できます。非圧縮ビデオレコーダー(HDDなど)にライン接続することによりDPXファイルにダイレクトに収録でき、P2HD収録として最高の画質が得られます。P2カードに収録したファイルはオフライン編集用途に使うことで、本編集を効率良く進めることができます。

ノンリニア編集パートナー

P2の商品開発において、パナソニックはP2パートナーとの戦略的協業に取り組んできました。各社からすでに多くのP2対応ノンリニア編集機器およびソフトウェアが提供されています。P2ファイルによるネイティブ編集は、画質の維持と柔軟性のある制作環境を実現します。
※詳細は「P2パートナーズ」をご覧ください。