今回取り上げた映画は「キッド」です。
ウォルト・ディズニーの映画で、ハートウォーミングな映画。
面白いです。
主人公のラスティ(ブルース・ウィリス)は、数日で四十歳になるところ。
仕事はイメージ・コンサルタント、つまり芸能人やスポーツ選手などが売り出すために必要なイメージをつくり上げる仕事です。
服装、色遣い、髪型、言動、「こういうコトバを使うな」ということについて演出するコンサルタント。
とっても儲かっている。そして女の人にもモテモテなんだけれど独身。
いわゆる成功者です。
厳重に警備されているものすごく広い邸宅に住んでいる。
仕事もとてもうまくいっている。
でも四十歳になる直前に、不思議なことがどんどん起こるんです。
ある日、デブの子どもが突然家にいるんです。
それはなんと! 八歳の頃の自分自身。
初めて彼の家に八歳の自分が現われたとき、ラスティは幻覚だと思うのですが、どんなことしてもデブの子どもは消えない。
八歳の彼が持っているおもちゃの飛行機は、三十数年前に、お母さんがクリスマスにプレゼントしてくれた宝物だった。
ある事件があって、それから三十年間ずっと放ったらかしておいたんだけれど、その飛行機が突然現在の彼のもとに現われたんです。
彼は、それは父親が持ってきたものだと思っている。
父親との関係。
恋人との関係。
仕事との関係。
過去との関係。
子ども時代の自分が今の世の中に現われて、それをきっかけに彼はいろんなことを思い出していく。
そして、トラウマを解決して、大切なものを思い出し、それを実現するっていう
そういうお話です。
当前、ディズニー映画だからハッピー・エンドですよ。
すごく面白いシーンがあります。
子供の頃、彼はパイロットになりたかったんです。
でも現実にはイメージ・コンサルタントになっている。
八歳の彼が、それを知ったときに言うセリフです。
「僕は四十歳て独り者
パイロットでもなく
犬も飼ってない・・・
僕は負け犬なんだ・・・」
とっても成功しているのにもかかわらず、八歳の自分にとってみたら、夢がかなっていない。
このシーンを見て、ボクはドキッ!としました。
そして、「これって、現代のビジネスに携わっている人にとって、すごく重要なことなんじゃないか?」そう思ったんです。
それはどういうことかというと・・・ |