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映画のセリフで気づくビジネス成功のヒント〜第1回


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このコラムは、映画のセリフからビジネスの気づきを得ようという趣旨です。

映画というのはエンターテインメントとして観ても楽しいですが、 視点を変えて観るとビジネスの気づきの宝庫です。

特にセリフ。 映画の中にはたくさんのすばらしいセリフがあります。 このコラムはそのセリフに焦点を当てました。

映画のセリフで気づく、ビジネス成功のヒントです!

それでは、そろそろはじめましょう。

Text by 藤村正宏(Masahiro Fujimura)
ビジネス成功のセリフ:「大事なのは夢に近づく努力」
取り上げる映画:「キッド」
(「The Kid」 ジョン・タートルトーブ監督 アメリカ 2000年)
 今回取り上げた映画は「キッド」です。
ウォルト・ディズニーの映画で、ハートウォーミングな映画。
面白いです。

 主人公のラスティ(ブルース・ウィリス)は、数日で四十歳になるところ。
仕事はイメージ・コンサルタント、つまり芸能人やスポーツ選手などが売り出すために必要なイメージをつくり上げる仕事です。
服装、色遣い、髪型、言動、「こういうコトバを使うな」ということについて演出するコンサルタント。
とっても儲かっている。そして女の人にもモテモテなんだけれど独身。

いわゆる成功者です。

厳重に警備されているものすごく広い邸宅に住んでいる。
仕事もとてもうまくいっている。

 でも四十歳になる直前に、不思議なことがどんどん起こるんです。
ある日、デブの子どもが突然家にいるんです。
それはなんと! 八歳の頃の自分自身。

 初めて彼の家に八歳の自分が現われたとき、ラスティは幻覚だと思うのですが、どんなことしてもデブの子どもは消えない。

八歳の彼が持っているおもちゃの飛行機は、三十数年前に、お母さんがクリスマスにプレゼントしてくれた宝物だった。
ある事件があって、それから三十年間ずっと放ったらかしておいたんだけれど、その飛行機が突然現在の彼のもとに現われたんです。
彼は、それは父親が持ってきたものだと思っている。

 父親との関係。
 恋人との関係。
 仕事との関係。
 過去との関係。

子ども時代の自分が今の世の中に現われて、それをきっかけに彼はいろんなことを思い出していく。
そして、トラウマを解決して、大切なものを思い出し、それを実現するっていう
そういうお話です。
当前、ディズニー映画だからハッピー・エンドですよ。

 すごく面白いシーンがあります。
子供の頃、彼はパイロットになりたかったんです。
でも現実にはイメージ・コンサルタントになっている。
八歳の彼が、それを知ったときに言うセリフです。

「僕は四十歳て独り者
 パイロットでもなく
 犬も飼ってない・・・
 僕は負け犬なんだ・・・」

 とっても成功しているのにもかかわらず、八歳の自分にとってみたら、夢がかなっていない。

 このシーンを見て、ボクはドキッ!としました。
 そして、「これって、現代のビジネスに携わっている人にとって、すごく重要なことなんじゃないか?」そう思ったんです。  それはどういうことかというと・・・

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