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身近な電気の探検隊〜DVDレコーダー
| DVDレコーダー |
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| 4.DVDレコーダーのしくみ |
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●録画機能
HDDを搭載したDVDレコーダーを例にして、内部を見てみましょう。製品にはDVDレコーダー部とハードディスク(HDD)レコーダー部の2つの録画機構があります。DVDディスクとハードディスクは、どちらも円盤(ディスク)状の記録メディアですが、DVDディスクは光ディスク、HDDは金属ディスクです。そのため記録方式と再生方式は、両者ではまったく異なります。
光ディスクでは、記録したり再生したりするのに、レーザー光を利用した光学的なヘッドを使用します。これに対し、ハードディスクでは電磁的なヘッドを使用します。またHDDはその超精密な構造から、金属ケースに密閉された状態で使われます。なお、HDDの特徴はその記録容量の大きさです。最近では数百GBというようなHDDを搭載しているものもあります。大容量のものは記録用のディスクを複数枚を積み重ねた(スタック)構造になっています。
●チューナー部
テレビ放送を受信するためには、チューナーと呼ばれる電波の受信機能が必要となります。テレビ放送はこれまでの地上アナログ放送をはじめ、最近始まった地上デジタル放送、それにBSデジタル放送と、身近に受信できるテレビ放送が多彩になりました。
アナログ放送とデジタル放送とでは電波の形式、信号の形も異なりますので、それぞれに異なる放送形式に対応したチューナーが必要となります。またデジタル放送を受信するためには、「B-CAS」(ビーキャス)カードという、特有のカードが必要となりますが、こうしたカードシステムも組み込む必要があります。
DVDレコーダーのなかには、これら多くの放送形式に対応したモデルも用意されています。 |
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●記録のしくみ
チューナーで受信されたテレビ放送は、その後、DVDなどへ記録するレコーダー部に送られます。チューナーで受信された信号はDVDやHDDに記録ができる信号に変換されますが、ある約束事に従ってこのDVDやHDDへの記録用の信号に変換することを「エンコード」といい、この役割を果たすものをエンコーダーといいます。この記録用の信号はMPEG2(エムペグツー)と呼ばれる信号で、大きなサイズの映像データを小さいサイズにして記録することができます。世界的にデジタル記録に最も利用されているデジタル圧縮信号方式のひとつです。
エンコードされた信号は、DVDまたHDDレコーダー部に送られ、レコーダー部でそれぞれ決められた方式に沿ってディスクへの録画が行なわれます。
●再生のしくみ
DVDレコーダーの再生は、ディスクに保存された信号を取り出して、映像として再生することです。しかし記録されている信号はDVDレコーダー、またはHDDレコーダー特有の信号形態(MPEG2)ですので、そのままではテレビなどの画面に表示することはできません。そこでこの信号を、テレビ放送をチューナーで受信した時と同じような信号に戻す必要があります。「エンコード」された信号を元の信号に戻すことを「デコード」と言い、この役割を果たすものをデコーダーといいます。録画した番組を再生する際には、記録された信号がこのデコーダーを通り、画面で表示できるようになります。
●その他の機構
この他、DVDレコーダーには、さまざまな機構が用意されています。レコーダーの機能全体を制御する「マイコン」(タイマーを含む)部、レコーダーに電力を供給する「電源」部、使い勝手を向上させ、また操作を簡便にする「リモコン」、さらにデジタルカメラや、デジタルビデオなどのデータを取り込む機構などです。デジタル放送受信用のチューナーを搭載したモデルでは「B-CAS」カードシステムを読み取るシステムが必要となりますし、電話回線と接続して、双方向のやりとりができるようなしくみも必要となります。また、場合によっては、デジタルビデオカメラなどと信号のやり取りをするためのDV端子などを備える場合もあります。 |
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DVDビデオレコーダーには、画質を優先するか録画時間を優先するかを選択できる録画モードが多数用意されています。
一般的には、画質の良いものからXP(高画質)、SP(標準)、LP(長時間)、EP(長時間)といった4つの録画モードが用意されています。
4.7GBのDVD-RAMやDVD-RWには、高画質のXPモードでは約1時間、標準のSPモードで約2時間、LPモードでは約4時間、EPモードでは約6時間の録画が可能です。録画時間が長くなると、画質は低下します。一般的なDVD-Vidoの録画時間は約2時間ですので、SPモードでの録画の画質が、普通のDVD-Videoとほぼ同程度の画質になっていると考えても良いでしょう。
DVDレコーダーもハードディスクを搭載したものが多くなりました。「数百時間の録画が可能」というのは、このハードディスクに記録できる量(容量)の大きさを表しています。たとえば、400GBのハードディスクであれば、EPモードで最長709時間もの録画が可能となります。
「きれいな映像をのこしたい」「とりあえず、たくさんとりたい」など、用途によって録画モードを切り替えます。
なおDVD-R、またDVD-RWなどに録画するときに選ぶ「ビデオモード」と「VRモード」という分け方もあります。ビデオモードは一般のDVDビデオと同じ録画方式にするもので、広く普及しているDVDプレーヤーで再生可能なDVDディスクを作るものです。 VRモードは、デジタル放送などで使用されている「1回だけ録画可能」(コピーワンス)方式に対応してDVD-RAMやDVD-RWに録画するモードで、ビデオ編集にも対応しています。 |
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