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身近な電気の探検隊〜DVDレコーダー


DVDレコーダー
6.アナログ記録とデジタル記録
(1)アナログとデジタルの記録の違い

歴史的にみれば、家庭用で映像を録画する機器として身近なものといえばVHSビデオで、登場してすでに20年以上経ちます。このVHSビデオにかわり、登場したビデオレコーダーがDVDレコーダーです。画質も大きく向上し、機能も大幅に増え、使い易くなった画期的なビデオレコーダーがDVDレコーダーではないかと思います。

VHSビデオレコーダーとDVDレコーダーの大きな違いは、VHSビデオレコーダーがアナログ記録であり、DVDレコーダーがデジタル記録である点です。

現在のDVDレコーダーはHDDレコーダーを搭載したモデルが主流ですが、DVDもHDDもディスクを利用して録画するという点では、概念的には同じデジタル記録のメディアで、仲間のようなものです。その点VHSビデオはビデオテープといってヒモのように薄いビデオテープを長く巻いたカセットテープを使用しています。このことからもビデオとディスクは違うものだということがわかると思います。 DVDレコーダーでは、DVDという光ディスクに対して、ピットを利用して信号を記録し再生します。VHSビデオでは電気信号の強弱を磁気という形にかえて信号を記録します。ヒモとディスクでは信号を記録するものの形も違いますし、記録する信号そのものがアナログとデジタルというように異なります。

アナログ信号は連続信号、デジタル信号は不連続、そんなふうに考えてもよいのですが、別の言い方をすれば、信号を連続した波の強弱としてとらえるのがアナログであり、信号をオン/オフまたは、あり/なしというように「0」または「1」の値に置き換えてとらえるのがデジタルといえます。光ディスクでは、ピットにより、照射された光の反射の違いによって信号検出を行ないます。ピットとデジタルの関係は大変に都合良くできているのです。

(2)DVDディスクの利点

光ディスクの利点は、簡単なピットの構造で記録再生できるデジタル記録ということにあります。オンとオフの2つの状態があれば記録再生ができるからです。
オンとオフ、すなわち「0」か「1」かという単純さが、1枚のディスクに記録できる容量を増やせるメリットを生み出しました。ピットの長さをより小さくする、互いの距離を狭めるなどの工夫が、より長時間の録画を可能とする光ディスクの開発を促しているひとつであるといえます。
もちろんそこには、技術的な工夫や解決していく課題などがさまざまにありますが、デジタル記録ということは、より多くの記録ができる小型の光ディスクを生み出す大きな要素であるといえます。

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