監視カメラシステムは、カメラの高感度化・高精度化が進んだことでより鮮明に画像をとらえ、また、デジタルレコーダーの登場など記録機器も高画質化・大容量化・長時間化が進んだことでより膨大に鮮明に録画できるなど、デジタル化とともに性能も機能もさまざまに進化し、動体検知による録画など、アナログ時代にはできなかった高度な監視録画ができるようになりました。
金融機関や公共施設、オフィスや商店街などで活用されているPanasonicの監視カメラシステム(CCTVカメラとデジタルディスクレコーダー)の機能からいくつか見てみましょう。
●昼も夜も撮れる
高感度設計なので、薄暗くなってからもカラー監視できます。さらに照度が下がると、カラーから白黒に自動的に切り換わり、感度もアップ。24時間いつでも撮影できます。
●より人の目に近い画像が見られる
屋外や、外光が入るロビーなど、明るい部分と暗い部分が混在する場所でも、画素単位で明るさを判別、最適処理をして、人の目で見たような見やすい映像にします。これを「スーパーダイナミックIII方式」といいます。
●動きを検知して自動記録する
あらかじめ指定したエリアに人・モノが写るなど画面に動きが発生すると、自動的に録画を開始。こうした機能を「ビデオモーションディテクター機能」といい、こうした録画を「イベント録画」といいます。これにより記録機器を効率よく使えます。
●見たいシーンが瞬時に呼び出せる
膨大な録画イベントリストから、日時、カメラチャンネルなど複数の条件を設定して検索をかけ、見たいシーンを瞬時に呼び出すことができます。
●カメラのリモコンができる
監視場所に設置したカメラを、記録機器サイドから、パン(左右に動かす)、チルト(上下に動かす)、ズーム、オートパンなどさまざまにリモートコントロールできます。ライブモニター中に異変があった時に便利です。
これらのほかにも多様な機能が搭載されており、テープ交換が手間だったビデオ方式より使い勝手がよくなるとともに、詳細な画像データを処理できるデジタル技術の応用で、不審人物を絞り込む能力が大きく向上しています。最近のさまざまな事件で防犯カメラの画像が役に立ったとよく報道されますが、なるほどと思わされますね。
そういえば、2004年11月に発表された大阪府警の調査結果(対象:パチンコ店の駐車場)によると、駐車場で起きる自動車盗や車上狙いなどの犯罪が、防犯カメラの設置で6割近くも減ったとのこと。カメラがあることで犯人側が手を出しにくくなる心理的な効果もあるとみられ、府警は「カメラ設置と犯罪抑止の関係が初めて数字で裏付けられた」としています。 |