RULO Biz導入事例 | 株式会社 加藤商店様
ハレの日を彩る老舗呉服屋が選んだRULO Biz。
従業員の執務空間に対する美化意識の変化を実感

株式会社 加藤商店 総務経理部 森田 雅英 様
株式会社 加藤商店
総務経理部 森田 雅英 様

京都でハレの衣装や衣装小物の卸を営む加藤商店。特別な日のための大切な衣装を扱っているため、清潔さは何よりも大事と考え、オフィスの清掃に人一倍気を遣っている。社員による清掃の負担を減らそうとRULO Bizを導入したところ、清掃に対する社員の考え方に変化がみられた。さらに高い清掃品質を維持しながら、コストの削減にも成功したという。加藤商店・総務経理部の森田雅英様にお話を伺った。


特別な日に着る晴れ着を扱う会社だからこそ、クリーンな環境が大切

―――オフィスの環境づくりで重視されていることはなんでしょうか。

森田様: 私どもの会社は京都で着物や衣装小物の卸をしております。扱う商品は七五三、晴れ着、和装・洋装小物など特別な日の装いに関するものですし、中にはベビードレスもあります。そのため安心、安全でクリーンな環境づくりを信条に、ちょっとした汚れや塵にも気を遣い、徹底して掃除するように心がけてきました。社内では土足や上履きは一切禁止。社員ばかりでなく取引先や一般のお客さまが来社された場合も、社内は靴下や裸足で歩いていただくようにしています。そのため、社内は裸足の人も安心して歩ける清潔さが必要なのです。

社員の早朝清掃の負担軽減から導入を決め、広いオフィスを夜間に清掃中

―――そんな中、RULO Bizの導入を決めた経緯を教えてください。

森田様: そもそも社員の負担を減らし、コストをかけずに清掃ができないか、と考えたのがきっかけでした。
RULO Bizを導入するまで、社員の中で毎朝2名の清掃当番を決め、当番は早朝出社して始業時間まで掃除していました。しかし、ひとりひとりの生活がある中、掃除のためだけに早めに出社するのは社員にも負担ですし、時間外手当もかさみます。一方で社員の負担を減らすために委託業者に清掃を依頼すると、さらに高額な委託費用がかかり、こちらも現実的ではありませんでした。

そんなとき、展示会の会場で大きなお掃除ロボットが活躍しているのを見て、ロボット掃除機を使えないだろうかと考えました。ネットでいろいろと探してみると、パナソニックのRULO Bizがヒット。コンパクトなサイズで機動性も高く、弊社にも合いそうです。導入・運用コストも安いので早速デモ機を取り寄せて試したところ、清掃品質も高く満足できました。保守もしっかりしているので、これはいいと採用に至ったのです。

―――RULO Bizは現在、どこで使われているのでしょうか。

森田様: 事務スペース、受付スペースなどのあるオフィスフロアで使用しています。社員が退社後の夜間18時~翌朝7時まで、土日祝日を除く平日5日間、RULO Bizは非常に丁寧に掃除してくれています。
かなり広いエリアになりますが、RULO Bizは電池がなくなるまで掃除して、追充電のために充電台に戻り、充電できたらまた掃除に出発する。そんな感じで夜中にずっと働いてくれています。健気ですよね!

忠実に清掃するRULO Biz。「私たちもできることをやろう」と社員の意識が変化

―――RULO Bizの清掃能力はいかがでしょうか。

森田様: RULO Bizは、清掃エリアをむらなく掃除してくれています。人が掃除する場合、どんなに几帳面な人でも、数センチ刻みで床を塗りつぶすようにくまなく掃除機をかけられるかというと、なかなか難しいですよね。その点RULO Bizは、機械ならではの真面目さで清掃箇所をびっしりと丹念に掃除してくれます。
RULO Bizにとって物理的に清掃が難しい場所も当然ありますが、そこは人がやればいいこと。毎日RULO Bizを使っているうちに、RULO Bizの得意不得意もわかってきたので、簡単なマニュアルを作って社内で共有しています。

森田様: 何よりも社員が変わったなと思うのは、「RULO Bizが困らないようにしよう」という意識のもと、みんな率先して社内を整理整頓するようになった点です。RULO Bizの走りやすさを考え、誰もがより一層、オフィスのクリンリネスに目を向けるようになりました。配線の手直し、作業中の商品の片付けや作業場所の掃除、台車の保管場所への移動、RULO Bizが入れないところは粘着カーペットクリーナーを使って綺麗にするなど…。またゴミを出さないように気を遣い、気づいたほこりはサッと拾うようにもなりました。RULO Bizを導入してから、会社はさらにきれいになったなと感じています。

毎朝始業時間に前夜のRULO Bizのダストボックスのゴミを捨て、ブラシを掃除するのですが、ゴミがたくさん詰まっているのを見ると、頑張っているRULO Bizにさらに愛着がわいてくるんですよね。そこで社内では白い機体にちなんで「白雪さん」というニックネームをつけて大切にしています(笑)。

RULO Bizを使って清掃コスト削減に成功。仕事にもメリハリが生まれた

―――RULO Bizを使ってコストの削減効果はあったのでしょうか。

森田様: 今まで、社員の時間外手当や清掃会社への委託コストが一番のネックでしたが、RULO Bizのおかげで清掃費用は想定の3割以下にまで抑えることができました。ただ、やはり一番のメリットは、社員の負担を減らせたことでしょう。時間外労働がなくなったので社員の家庭生活に影響がなくなり、メリハリをつけて仕事ができるようになりました。これにより社員のストレスも確実に減り、各自の仕事の生産性と効率が上がったと思います。

社員ひとりひとりがよい環境で仕事ができるようになったこと。これこそがきっとクリンリネスのオペレーションで一番大事な部分ですよね。RULO Bizの伝道師のようになってしまっていますが(笑)、RULO Bizには本当に感謝しています

会社概要

株式会社 加藤商店

1919年に創立。京都で貸衣装店・写真館向けに「ハレの日を演出する衣装、衣装関連の小物」の販売をしている卸。海外の生産拠点として中国法人を設立し、時代に対応した商品の開発・販売を行う。顧客は全国の写真スタジオ、貸衣装店、美容室、フリーカメラマン、フリー着付師、専門学校、保育園、結婚式場、放送局、ホテルなど多岐にわたるほか、大手ECサイトや自社のサイトを通して全国の一般消費者にも商品を販売している。