RULO Biz導入事例 | ヤマト運輸 株式会社様
ヤマト運輸が挑む職場環境の向上と業務効率化を実現する切り札とは

株式会社 加藤商店 総務経理部 森田 雅英 様
ヤマト運輸 株式会社
湘南主管支店 山下 紘輝様

クロネコヤマトでおなじみのヤマト運輸。湘南主管支店では、事務スペースで小型ロボット掃除機のRULO Bizが活躍している。セールスドライバーやスタッフが多く出入りし、砂や段ボール片などの紙ゴミが落ちやすい職場は、常に清潔にしていなければミスや怪我につながる危険性がある。これまで、清掃は社員が30分以上かけて行っており、負担が大きかった。そんな現場の清掃の課題を、RULO Bizが解決した。営業所長やセールスドライバーなどを支援するバックオフィス業務を担当する、ヤマト運輸・湘南主管支店の山下紘輝様 にお話を伺った。


運送業ゆえ、落ちるゴミも大小さまざま。清掃が社員の負担に

―――御社の職場環境について教えてください。

山下様: ヤマト運輸の湘南主管支店は、大型物流施設内に入居しており、365日、約100台ものトラックが稼働しています。 運送業という特性から、セールスドライバーやスタッフの出入りが非常に多く、セールスドライバーの靴についた砂や、外から入ってくるホコリ、また、紙のゴミ、段ボール片、ガムテープの切れ端といったゴミが多く発生します。非常に汚れやすい環境だといえます。

―――RULO Bizを導入する前は、どのように清掃していましたか。

山下様: これまでは、「自分たちが利用する場所は自分たちで清掃しよう」という職場風土から、数名の社員が30分から1時間かけて、粘着クリーナーや水を絞ったモップで掃除していました。

―――RULO Bizを導入する狙いはどんなことだったのでしょうか。

山下様: 1つめは、 職場環境の改善です。職場を清潔にすることで、社員の働きやすさを向上させようと考えました。2つめは、安全な職場環境を作ることです。集荷や配達などの締め切り時間に間に合わせるため、素早く効率的な動きが求められる中で、歩行導線にゴミや不要なものがあると怪我につながる危険があります。

清掃は大事ですが、社員の負担を減らすことで、注力すべき業務により多くの時間を使えるようにしたいと考え、RULO Bizの導入を検討しました。

RULO Bizが夜中に清掃し、朝出社すると職場が清潔になっています。
メンテナンスの手間もかかりません

―――RULO Bizで掃除してみていかがですか。

山下様: 現在、約100㎡の事務所で1台、会議室と廊下を合わせた約50㎡で1台、合計2台のRULO Bizを使っています。RULO Bizは、退勤後の23時から清掃を開始するようにセットしてあり、夜中に稼働しています。フロアはいつも 清潔な状態が保たれていますので、スタッフもセールスドライバーも心地よく業務を行うことができて喜んでいます。

紙切れや段ボールの切れ端などもしっかりと掻き込んで吸引してくれますし、特に粘着クリーナーでは取り切れなかった、タイルカーペットの奥のゴミまで取ってくれます。また、小型で小回りがきくので、人の手が届きづらい机の下や、コピー機の周囲、壁際など、部屋の中を隅々までしっかりと清掃してくれます。

最近はフロア全体がいつの間にか清潔になっている印象です。良い意味でRULO Bizの存在感がなく、スタッフも非常に満足しています。次第に愛着も湧いてきて、時には日中、事務所内で音楽を鳴らす設定にして動かしてみたり、名前をつけて可愛がったりしています。

―――日々の管理やメンテナンスはどのようにしていますか。

山下様: 事前に管理システムで数カ月先までの運用を予約しています。稼働状況をパソコンから遠隔でチェックできるのが便利です。定期的に機器の掃除はしますが、日々の作業は、清掃結果のチェックと、3日に一回程度、溜まったゴミを捨てるだけです。

また、清掃結果が管理システム内のマップ上に残っているので、汚れやゴミが多い場所のデータが一目瞭然。このデータは、今後、レイアウトの変更や歩行導線を設計する際のヒントになりそうです。

さらにRULO Bizの稼働エリアを広げる予定も。
他拠点にも清掃DXの取り組みをPRしていきたいです

―――今後の展望についてお聞かせください。

山下様: 現在、RULO Bizは2カ所で使用していますが、更衣室や宅急便の営業所内の事務所、休憩室での利用も検討しています。また将来的には、中型のロボット掃除機を導入し、トラックが出入りする倉庫内の清掃の自動化も検討中です。清掃も自動化することを検討しています 考えているところです。

他拠点の社員が倉庫内のオペレーションや業務内容を視察に来た際には、このRULO Bizの導入事例も紹介しています。今後も、現場発信の職場環境の向上と、業務効率化の取り組みとして広げていければと思います。

会社概要

ヤマト運輸 株式会社

個人間荷物から始まり、お取り寄せ・通販・企業間荷物にまで広がっている「宅急便」など、日本全国に物流ネットワークを張り巡らせ、「運ぶ」を通じてお客さまや社会のニーズに応える物流サービスを提供している。国内のみならず、現在24の国・地域で事業を展開している。