ハイブリッド空調
「スマートマルチ」一体型

ガスと電気のいいとこ取り「一体型」ハイブリッド空調[省エネ]エネルギー最適化 [BCP対応]エネルギー分散 [多彩な機能]各種機能を充実 *「スマートマルチ」は東京ガス株式会社の登録商標です。 *「エグゼア及びGHP XAIR(ロゴ)」は東京ガス株式会社、大阪ガス株式会社、東邦ガス株式会社の登録商標です。1台の室外機にGHPとEHPを両方搭載!

商品のご紹介


納入事例



一体型ハイブリッド空調(スマートマルチ)のシステムイメージ

[室内機]冷媒はGHP・EHPの同一系統から供給される。 [室外機]1台の室外機にGHPとEHPのコンプレッサーを搭載。 [遠隔監視アダプター]電力デマンドを監視しながら、遠隔サーバーの指示でGHPとEHPの運転比率を制御。 [遠隔サーバー(都市ガス三社様提供)]空調負荷・料金体系・電力デマンド等に合わせて最適な比率で制御。

※1遠隔監視アダプターを使用しない運転も可能です。

※2都市ガス三社様(東京ガス株式会社、大阪ガス株式会社、東邦ガス株式会社)それぞれが提供する遠隔サーバーからの最適制御サービスの契約が必要です。


一体型ハイブリッド空調(スマートマルチ)の特長

【特長1】契約電力を大幅に削減

GHPの電力使用量はEHPの約1/10
夏期の気になるピーク電力もGHPを使用することで大幅に削減できます。そのため、契約電力を抑えることができ、電力の基本料金を削減できます。

機種により異なる場合があります。


スマートマルチなら大幅節電


【特長2】高効率な最適制御を実現

EHPのみ、GHPのみの場合は空調負荷によっては効率の低い場合がありますが、スマートマルチは、GHPとEHPをセットにする事で高効率の領域が広くなります。

機器効率と空調負荷率のイメージ。左からEHPのみの場合、GHPのみの場合、スマートマルチの場合。


【特長3】エネルギー料金の変動リスクを低減

  • ガスと電気の2種類の燃料を使用することで、最新の料金単価を考慮しバランスよく最適制御
  • エネルギー料金の変動にも追従できるので、 設計者・お客様ともに安心です。(ガス/電気の単独運転も可能です)

都市ガス三社様の遠隔監視サービスを利用する場合。


エネルギー料金の変動イメージ


省エネ

  • 機器そのものの省エネ性を大きく向上
  • 超高効率 APFp2.46(XAIRⅢ 省エネ基準達成機種)

当社GHP20馬力マルチ機種での比較


※1GHP20馬力機種において。2022年12月現在、当社調べ。

性能測定は、T形、U形マルチはJIS B 8627:2015に、一体型ハイブリッド空調はJRA 4081に基づく。



BCP対策

万が一の災害時にガス/電気の単独運転も可能

BCP対策領域:部分的に空調運転継続


BCP運転イメージ。さらなるBCP対策機能:万が一の故障時にもガス/電気の単独運転も可能


※2ハイブリッド空調従来機では、冷暖房切替が不可だったが、可能に。

※3ハイブリッド空調従来機では、運転不可だったが、GHP運転が可能に。

※4ハイブリッド空調従来機では、運転不可だったが、発電機の発電量が満たせばEHP運転が可能に。


コンパクト&省施工

GHPとEHPを一体化したことでコンパクトに

マルチ標準機と同面積で設置可能。既設GHPのリニューアルにも!


一体型にしたことで施工性が大幅向上

施工工数が大幅に削減


アクティブフィルタ不要で施工の手間を軽減

アクティブフィルタ不要で施工の手間を軽減



多彩な運転モード

遠隔制御モード

都市ガス三社様の提供する遠隔監視サービスを用いて、空調負荷・料金体系・電力デマンドなどに合わせてガスと電気を最適に制御。

スタンドアローンモードNEW

空調負荷ごとに、機器で設定された運転パターンに基づき運転。 (遠隔制御を受けない)

中央監視モードNEW

デマンド信号を受け、4つの運転パターンで運転可能。

当モードの使用には、別売品の室外シリパラI/Oユニット(ACC-XSP4U1)が必要です。

運転モードが拡充



運転モードについて

遠隔制御モード

都市ガス三社様提供の遠隔サーバーからの最適制御運転のイメージ。

[1日の運転パターン例]朝や夜間の空調負荷が小さい時間帯などには小容量の「EHP」を主体に運転し、高効率運転を実現します。電力需要が大きい日中は、「GHP」を主体に運転し、電力デマンドを抑え、契約電力の増加を防ぎます。


①EHP単独運転

電力デマンドに余裕があり、電気料金が安価な時に、EHPのみで運転。

GHP:停止、EHP:運転


②バランス運転

電力デマンドに比較的余裕がある午前中や夕方の時間帯などに、経済性を最優先して運転。

GHP:運転、EHP:運転



③GHP主体運転

デマンド上昇時、目標デマンドを超えないように、EHPの能力をセーブしながら運転。

GHP:運転、EHP:デマンド考慮


④GHP単独運転

デマンドひっ迫時や、電気料金が高価な時にEHPを停止し、GHPのみで運転。

GHP:運転、EHP:停止



スタンドアローンモードNEW

遠隔サーバーのサービスエリア外地域でも独立運転が可能となります。

GHPとEHPの最適効率で運転することで、省エネ運転を実現。APFp2.46を達成!GHPは高負荷領域、EHPは低負荷領域で強みを発揮します。



中央監視モードNEW

アグリゲーター事業者等からのデマンド信号で運転。4つの運転パターンに対応。

当モードの使用には、別売品の室外シリパラI/Oユニット(ACC-XSP4U1)が必要です。

中央監視モード制御イメージ(暫定)




DR(デマンド・レスポンス)とは

エネルギーリソースを制御することで、電力の需要パターンを変化させることです。

DRは、需要制御のパターンによって、電力の需要を減らす(抑制する)「下げDR」、電力の需要を増やす(創出する)「上げDR」の二つに区分されます。


電力需要グラフ


エネルギーレジリエンスの観点から電力の需給を安定させるために、デマンド・レスポンスの重要性が改めて見直されております。


ピーク時間はデマンド・レスポンスにより電力需要をスマートにコントロール