搬送圧力コントロールタイプ
「搬送圧力コントロールタイプ」の特長
冷媒の年間搬送圧力をほぼ一定に制御
「搬送圧力コントロールタイプ」は、冷凍サイクル※1の搬送圧力※2制御において、年間を通してショーケースの膨張弁前の圧力が一定になるよう外気温などから判断しながら、冷凍機側の搬送圧力を自動制御する技術を搭載。
冷却性能はそのままに、より小型・軽量化と施工性向上・施工コストの削減を追求したモデルです。
※1冷凍機の原理。圧縮機/凝縮器(液化)/膨張器/蒸発器(気化)の4装置に冷媒を循環させて、冷媒の気体と液体の相変化する時の熱エネルギーを利用する原理。
※2冷凍機が冷媒を送りだす出口からショーケースの膨張弁前までの圧力のこと。
本体の小型・軽量化を実現
搬送圧力を自動制御する新技術搭載により、本体の小型化(設置スペースの削減)と軽量化(施工性の向上)を実現しました。また、ファンの点数削減や小型化は、騒音低減にも貢献しています。
施工性向上と施工コストの削減
年間搬送圧力をほぼ一定に制御し、冷媒封入量の安定化を実現しました。搬送圧力を抑えた分、施工配管の肉厚を小さくできるので、銅管の重量を30%以上削減できます。
ロータリー2段圧縮コンプレッサー
新開発の大容量7.3kWモデルを搭載しています。
スプリットサイクルで、COP改善に貢献。
CO2ロータリー2段圧縮コンプレッサーと、CO2冷媒回路のスプリットサイクルを搭載。周囲温度が30℃以上の高温となるような夏季の運転環境でも、高効率運転を可能にします。