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コラム 2017.6.23

技術セミナー「光ディスク・ストレージソリューションの最先端」を開催

パナソニックは6月23日、汐留にあるパナソニックセンターに報道関係者を集め、最新技術を紹介する技術セミナーを開催した。今回のテーマは、「光ディスク・ストレージソリューション」。最新の高密度光ディスクアーカイブ技術について説明するとともに、会場に設置された商品のデモンストレーションを実施。マスコミ各社から寄せられた多数の質問に答えた。


  • コネクティッドソリューションズ社
    ストレージ事業開発センター アーカイブ事業総括

    古川 厚


  • コネクティッドソリューションズ社
    ストレージ事業開発センター 営業技術部長

    長谷川 博幸


  • コネクティッドソリューションズ社
    ストレージ事業開発センター 営業技術部

    高内 健次

最近の組織体制変更意図とは?

2017年4月に、従来の「ストレージ事業部」から「ストレージ事業開発センター」へ名称変更した。中長期的な視点から、より起動的かつ大胆な戦略投資による成長を目指していきたいという意図がある。今後はグループ内でB2B事業を担当するコネクティッドソリューションズ社の傘下に属しつつ、本社R&D部門とも連携し、光ディスクストレージの先行開発を担っていくことになる。

どのような社会的課題に着目しているか?

IoTの普及やデジタル映像の高画質化などに伴い、生成されるデジタルデータ量は爆発的に膨れ上がっている。この大量の情報を確実に次世代へ伝えるとともに、蓄積されたデータを活用して新たな価値創出に取り組んでいくことが非常に重要だ。多様で大量のデータを100年ものスパンで安心、安全に保存するのが私たちの事業目標であり、社会へのお役立ちだと考えている。グローバル競争の中、日本がリードする大きな事業に育てていきたい。
また、データ保存にかかる消費電力をいかに削減していくかという社会的課題にも着目している。光ディスクストレージの特長のひとつは、省電力性だ。常時通電や冷却用の空調が不要なため、電力コスト及びCO2排出量の大幅な削減につながる。データセンターの運営経費やエネルギー消費量の削減に貢献していきたい。

改めて、光ディスクストレージの特長とは?

記録媒体として使用している大容量のアーカイバル・ディスクには、「不変性=改ざんができない」「メディア寿命100年(当社推定値)」、「低消費電力」という三大特性がある。従って、長く使えば使うほど、トータルコストを最小化できるというのが最大のメリットとなる。また、環境耐性が強く、災害時でもデータの損失を最小限に抑えることが可能だ。
様々なタイプのユーザーに提案中だが、大規模データセンターにおいては、当社推定100年の長寿命という「高信頼性」、電断時にも容易に復旧可能な「可用性」、故障前に修理交換等も可能な「保守・サービス性」の3点を特に高く評価頂いている。

他製品と比較時の優位性とは?

HDDや磁気テープと比べた場合、消費電力はHDDの5分の1に抑えられる一方、記録媒体としての寿命はHDDや磁気テープの10倍以上を誇るのが利点だ。よって、例えばデータを20年間保管する際のトータルコスト(TCO)は、HDDや磁気テープのほぼ半分に抑えられる。今後さらにディスク1枚あたりの大容量化を推し進めることで、TCOが下がるばかりでなく、導入コストも対抗デバイスと同等になる見込みだ。 また、従来の光ディスクの書き込み速度は遅いと言われていたが、最新のシステムではHDDと遜色ない速度を実現できている。

主な納入事例や、現在進行中のプロジェクトとは?

データの長期保管を必要とし、改ざんや誤消去の防止を重視されている企業・研究所・公共機関のほか、消費電力等のコスト面でお困りの大規模データセンターでの採用が進んでいる。 国内では、ITシステム販売会社数社を通じて販売しているほか、富士通でもETERNUSシリーズとしてOEM販売を行っている。
海外では、米国最大手SNS企業での採用をきっかけに、市場拡大の手応えを感じているところだ。例えば、中国では事業パートナーが掲げるデータレイク構想プロジェクトに参画し、大規模なデータセンター構築に取り組み中。ロシアでも、現地のソフトウェア開発企業と共に光ディスクシステムソリューションの共同開発を進めているところだ。
光ディスクを活用したデータアーカイブビジネスは、まだスタートしたばかり。ひとつひとつの事例を通じて、信頼を積み重ねていくことが重要だ。

freeze-rayロゴの由来とは?

"freeze-ray"のロゴで使用しているマークはロゼッタストーンをデザインしたものであり、データを長く保存する象徴的なものとして思いを込めた。今後も、ユーザーニーズに合わせて光ディスクを進化させていく。

デモンストレーション内容

会場に設置されたfreeze-rayで、デモンストレーションを実施した。
マガジンキャリアユニットがモジュール内を前後上下に移動し、12枚のディスクが装てんされているマガジンを搬送。ディスクキャリアユニットがディスクをドライブに設置し、データの読み書き後に回収される実演に記者らの関心が集った。

※掲載内容はセミナー開催当時(2017年6月)のものです。

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