公益財団法人 東京観光財団

2016年3月
東京都新宿区

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都心の人気観光エリアで、観光情報をさまざまな言語で提供する屋外サイネージ液晶ディスプレイを活用したデジタルサイネージシステム都心の人気観光エリアで、観光情報をさまざまな言語で提供する屋外サイネージ液晶ディスプレイを活用したデジタルサイネージシステム

導入の経緯

屋外サイネージ液晶ディスプレイ+タッチパネルを組み合わせ、
インタラクティブな"高機能型観光案内標識"を街頭に設置

「伝統と革新が交差しながら、常に新しいスタイルを生み出すことで、多様な楽しさを約束する街。」を目指す東京。近年増加している外国からの訪日観光客が、さらに飛躍的に増えると予測されています。また東京都では「『おもてなしの心』で世界中から訪れる人々を歓迎する都市の実現」を長期ビジョンのひとつとして策定しています。

公益法人 東京観光財団様では、訪日観光客を迎え入れる環境を一層充実させるため、デジタルサイネージシステムを"高機能型観光案内標識"として街頭に設置し、多岐に渡る東京の観光情報を、さまざまな言語で提供することを計画されました。

鮮明な映像で、通行する人の注目を集める高機能型観光案内標識(デジタルサイネージ)。コンテンツを切り換えるアイコン類を画面下部に集約することでバリアフリーにも対応。

機種選定のポイント

  • 高い信頼性を実現する、屋外設置対応ディスプレイとして唯一の国内生産モデル。
  • 2000 cd/m²の高輝度で、直射日光があたる環境下でも鮮明に映像を表示。明るい画面で、街頭でのアイキャッチとしても効果的。
  • ディスプレイ内部に外気を取り込み循環させる強制空冷システムを採用。屋外設置時に問題となる「ブラックアウト」や画面への結露の発生を抑え、安定した映像表示を実現。
  • 動作温度範囲-20℃~50℃を実現。空調装置を使用せず筐体にセット可能。

そこで、上記の特長を持つ屋外サイネージ液晶ディスプレイTH-47LFX60J×2台にタッチパネルを組み合わせた映像表示装置を核とし、クラウドサーバーシステムなどパナソニックのソリューションを活用したサイネージシステムを採用されました。


操作待受画面では、片方のディスプレイに周辺地図、もう一方にはウェルカムビデオを表示。

設置場所


東京都庁前

京王プラザホテル前

UENO3153ビル前

上野公園 動物園前交番付近

システムの紹介

街にとけこむスマートな筐体デザイン

屋外サイネージ液晶ディスプレイTH-47LFX60Jを使用することで、筐体内部に収納する空調機器や停電時用バッテリーのスペースを削減。奥行き40cmのスマートな筐体デザインを実現し、通行量の多い歩道にも省スペースで設置できます。

屋外サイネージ用ディスプレイを採用することで、コンパクトな筐体を実現。人通りの多い歩道にも無理なく設置できる。

ユーザーフレンドリーな簡単操作で、必要な情報を必要な言語で表示

高機能型観光案内標識には、1基あたり2台のディスプレイをセット。常に周辺地図が表示されており、ひと目でシステムの用途が分かります。ディスプレイの前面にはタッチパネルを組み合わせ、画面上のアイコンに触れるだけの直感的な操作で、多岐に渡る情報の提供を実現。日・英・中(繁体字・簡体字)・韓の4言語5種類の表示切り換えもワンタッチで行えます。
表示されるコンテンツはwebをベースに構築。容易に更新できるため、変化の激しい東京の「今」を反映した情報提供が可能。QRコードやNFC(Near Field Communication)を使って表示された情報をスマートフォンに転送できるので、高機能型観光案内標識から離れて目的地に向かう間も、手もとに情報を保存できます。


QRコードの読み込み、またはNFC通信により、ディスプレイに表示されているコンテンツのURLをスマートフォンに転送。目的地までの道順など、表示した内容を手もとで見ることができる。

非常時にも安定した災害情報を提供

災害発生時には、1台のディスプレイが周辺の避難所を表示。多言語で案内することで、外国からのお客様にも対応します。もう1台のディスプレイは自動的にNHK放送に切り換わり、最新の状況を表示します。また停電時でも、筐体内部に収納したバッテリーで、約1時間システムを稼働できます。

導入を終えて

日本人観光客も活用。他の地域、自治体からも注目を集める
インタラクティブな屋外サイネージシステム

常に周辺地図を表示している高機能型観光案内標識は、システムの役割が明確に"見える化"されており、外国人だけでなく多くの日本人観光客にも使われています。従来の固定された案内地図や看板では、スピーディな東京の変化に追い付くことができませんでした。
今回デジタルサイネージ化した結果、webコンテンツを更新するだけで、常に最新の情報を発信できるようになりました。
街頭への設置後、東京観光財団様には、さまざまな自治体や事業者から屋外でのサイネージについて問い合わせがあり、非常に関心の高いシステムであると推察されます。
東京観光財団様では、外国人旅行者の多い地域に順次、高機能型観光案内標識を街頭に設置する計画を立てられています。ご担当される地域振興部観光インフラ整備課 石原係長様からは、今回導入いただいたシステムにご満足いただいたうえで「さらに細かな点もブラッシュアップして、より使いやすいシステムにバージョンアップしていきたい」と、今後の抱負もお話しいただきました。

公益財団法人東京観光財団
地域振興部次長 兼 観光インフラ整備課長
佐藤 拓也 様

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地域振興部観光インフラ整備課 案内インフラ整備係長
石原 正人 様

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地域振興部観光インフラ整備課
中島 郁美 様

公益財団法人 東京観光財団 様

公益財団法人 東京観光財団様は、東京都のさまざまな文化的、歴史的、また先進的な魅力を最大限に活用し、外国から多くのお客様に東京に来ていただくことを目的として創設された外郭団体です。都内唯一の広域観光団体として観光振興を図るため、東京都、東京商工会議所、地域観光団体のほか、賛助会員である民間企業とも強いパートナーシップを結び、多種多様な事業を推進しています。

●URL  公益財団法人 東京観光財団
●所在地 東京都新宿区山吹町346番地 日新ビル2階

納入機器

  • 屋外サイネージ
    TH-47LFX60J × 2, 4基