万博記念公園

2014年2月
大阪府吹田市

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総敷地面積約260ヘクタール、広大なパブリックスペースでの情報発信に風雨に強く、優れた耐候性の堅牢液晶ディスプレイが活躍。総敷地面積約260ヘクタール、広大なパブリックスペースでの情報発信に風雨に強く、優れた耐候性の堅牢液晶ディスプレイが活躍。

導入の経緯

デジタルサイネージシステムを導入し、来園者に情報を提供。

1970年に開催された日本万国博覧会の会場跡地を整備し、一般に公開された万博記念公園様。園内に自然文化園や日本庭園、国立民族学博物館、各種スポーツ競技場などさまざまな施設を配した広大な公園です。
2014年に園内の案内サイン改修工事を行われ、より効率的に情報を掲示するために、当社製堅牢液晶ディスプレイを核としたデジタルサイネージシステムを導入されました。

耐候性の高い堅牢液晶ディスプレイを映像表示装置として採用。

これまで万博記念公園様では、園内5箇所のゲートにさまざまな看板を設置して、来園者に園内マップや見頃の草花などの情報を提供していました。
しかし看板の老朽化に伴い改修工事を実施されるなか、看板の乱立で、かえって情報が伝わりにくくなっていました。また、看板を集約しても、タイムリーな情報発信を行うことで、来園者の利便性向上は図る必要があるといった課題を痛感されていました。 そこで ●提供する情報量を減らすことなく看板類を集約する。 ●スピーディかつ的確な更新で情報の質を高め、サービス向上を図る。というポイントからデジタルサイネージシステムの導入を検討され、

  • ディスプレイ本体で保護等級IP44相当の防塵・防水性能を実現
    ディスプレイを防水ケースに収納した場合に発生しやすい、熱による故障を防ぐ。
  • 高輝度パネル採用で、明るい太陽光下でも鮮明に映像を表示
    屋外で南向きに設置しても、映像が来園者にはっきり見える。
  • ディスプレイ前面に強化ガラス採用
    万が一、外的な衝撃が加わっても割れにくい構造。

といった特長をもつTH-47LFX6Jを映像表示装置に据えたデジタルサイネージシステムの採用を決定。
公園のナビゲートとして、来場者により親しんでいただけるように「万博なびジョン」(通称“BAN-NAVI”)と名付けて、利用者が最も多い中央口および日本庭園前ゲートに導入いただきました。


雨天時の様子
画面に水滴がかかっても問題なく動作し、映像を表示する。

システムの紹介

DIGITAL LINKで施工の省力化と遠隔配信・操作を実現。

採用いただいたTH-47LFX6J は「DIGITAL LINK」に対応。当社製デジタルインターフェースボックスET-YFB100を使用することで、映像/制御信号をLANケーブル1本で伝送することができます。そのため、今回のようにディスプレイを屋外、映像ソースを屋内と、離れて設置した場合の配線工事を大幅に省力化します。また、公園事務所と各ゲート事務所との間には無線LANを使用することで、さらに効率的に施工できました。
公園事務所で作成されたコンテンツデータは、無線LANを利用して各ゲートの事務所内に設置された表示端末に転送。スケジュールにあわせてデジタルインターフェイスボックスを経由して送信され、ディスプレイで表示されます。


堅牢液晶ディスプレイの採用により屋外設置を実現した「万博なびジョン」。DIGITAL LINKを活用することで、ディスプレイを屋外、映像ソースは屋内に設置。

非常時には緊急情報の配信にも対応。

来園者が多く、広大なパブリックスペースである万博記念公園様において、万が一の事故や災害発生などの非常時には、正確かつ速やかにお客様に情報を伝達・誘導する必要がありました。そのため「万博なびジョン」は、通常の情報掲示に緊急情報を割り込ませて表示できるように構築しています。

万博記念公園様 「万博なびジョン」(公園案内情報表示システム)概略図

※CAT5e以上のSTPケーブルをご使用の場合。

導入を終えて

業務の効率化と来園者サービス向上の両立を実現。

以前は、イベントの告知などを大判でプリント出力して園内に掲示していたため、設置の労力が大きく、情報更新を月1度程度しか行えませんでした。「万博なびジョン」導入により、作成したコンテンツをすぐに大画面表示できるため、業務が大幅に効率化でき、週1度の情報更新を実現。スピーディで細やかな情報を来園者に提供できるようになりました。今では、多くの来園者がディスプレイの前に立ち止まり、イベントの開催情報や、目的地までの経路確認などに利用されているそうです。
ディスプレイ設置後、幾度か台風があり、激しい風雨に見舞われましたが、「全く問題なく使用できた」と堅牢液晶ディスプレイの防水性・耐候性の高さを改めて実感されたそうです。
大阪府日本万国博覧会記念公園事務所 営業推進課 塩野主査(広報総括)様からは、「『万博なびジョン』は優れた情報発信ツールなので、動画での情報掲示や多言語対応など、さらに活用の幅を拡げていきたい」と今後の抱負もコメントいただきました。

大阪府日本万国博覧会記念公園事務所
営業推進課 主査(広報総括)
塩野 剛史 様

大阪府日本万国博覧会記念公園事務所
営業推進課 広報チーム 主査
椀田 忠将 様

万博記念公園 様

大阪市の中心部より近接、好アクセスの自然豊かな公園。

甲子園球場約65個分にもなる、総敷地面積約260ヘクタールの万博記念公園内には、太陽の塔やEXPO'70パビリオン(旧 鉄鋼館)、日本庭園、大阪日本民芸館(旧 日本民芸館)など、1970年に開催された日本万国博覧会当時の施設が残されています。また、他のパビリオンが撤収した跡地には自然文化園が整備され、現在では音楽イベントなどさまざまな催しが行われています。
公園外周部には、万博記念競技場(Jリーグ ガンバ大阪のホームグラウンド)、アメリカンフットボール競技場などのスポーツ施設も整備されている公園です。

●URL  万博記念公園
●所在地 大阪府吹田市千里万博公園1番1号(大阪府日本万国博覧会記念公園事務所)


岡本太郎作の「太陽の塔」が、現在も公園内にそびえ立つ。

納入機器