阪急電鉄株式会社

2015年3月
大阪市北区

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電子黒板をはじめとするICTシステムの導入・活用により子どもの学習への意欲・理解力・表現力が高まり学力の向上を実現24台の4K液晶ディスプレイと26台の大型液晶ディスプレイで、1日約54万人超の利用客をカバーする、訴求力の強いサイネージシステムを構築

導入の経緯

駅リニューアルに合わせて、サイネージシステムを新規導入。

関西の三大都市、京都・大阪・神戸をつなぐ阪急電鉄様では、2010年夏より実施された梅田駅リニューアル工事に合わせて、3階改札前、2階改札前およびJR連絡通路にデジタルサイネージシステムを新たに導入。映像表示装置として、84V型4K液晶ディスプレイ24台および70V型液晶ディスプレイ26台を採用いただきました。

3階コンコースに設置された4K液晶ディスプレイ。目に飛び込んでくる大画面で、ディテールまでも忠実に再現する。24台が並ぶ圧倒的なボリュームで、効果的な広告媒体を実現。

24台の4Kディスプレイが並ぶ「4K・3階コンコース」。

リニューアル工事の計画時より、梅田駅のメインゲートにあたる3階改札には、80V型程度のフルHDディスプレイを使用したサイネージシステムの導入を考えられていました。
実際に工事が進み、具体的な機器の選定を行う際に、新たに発売する当社4K液晶ディスプレイをご提案。スペックなどを検討いただいたところ、

  • フルHDの約4倍、約829万画素の映像で、文字や細い線もシャープに表示できる。
  • 畳1枚を超える大画面映像は集目度が高く、駅の利用客に対して効果的な情報発信ができる。

といった点が、駅利用客にも、広告クライアントにとっても、高いアピールポイントになると評価をいただき、設置場所に合わせて84V型4K液晶ディスプレイの採用を決定。
7本の柱を活用して、TH-84LQ70Jを24台導入いただくことで、圧倒的なボリュームによる強い訴求力をもつサイネージシステムを構築されました。

2階コンコース(中央改札前)は、3階に比べて天井が低いため、70V型液晶ディスプレイを使用。人通りの多い動線上に位置するため、注目度が高い。

26台のディスプレイを新設した「2階コンコース」。

工事計画時には、2階中央改札にもサイネージシステム導入を予定されていました。さらに、実際に工事が進むなかで、JR大阪駅への連絡通路部分に休憩や待ち合わせに利用できるベンチスペースを新設することとなり、このエリアにもシステムを導入することになりました。
3階に比べて2階は天井が低いため、当初、60~65V型ディスプレイの導入を検討されていましたが、ワンサイズアップの70V型ディスプレイをご提案。設置できることをご確認いただき、中央改札前に17台、ベンチスペースに9台のTH-70LF50Jを採用いただきました。
今回の導入により、梅田駅からJR大阪駅を結ぶ主要動線上に既設と合わせて32台のディスプレイを配置した「2階コンコース」が完成。連続したコンテンツ配信で印象的な訴求が行える広告媒体となりました。


JR大阪駅との連絡通路では、柱の3面に角度をつけてディスプレイを設置。駅利用客に対して、どちらの方向からの往来にも視認性を高めている。

システムの紹介

フルデジタルのコンテンツ配信システムを活用し、大画面高画質映像の表示に対応。

「4K・3階コンコース」「2階コンコース」は、阪急電鉄様のクラウド型デジタルサイネージシステムに接続。クライアントから入稿された広告コンテンツは外部サーバに保存され、放映スケジュールにあわせて、インターネットを経由して配信。コンテンツ配信からディスプレイ入力までをフルデジタルで行うことで、ノイズの混入や画質劣化を抑えて、高画質映像の遠距離伝送を実現しています。

阪急電鉄様 阪急デジタルサイネージ「4K・3階コンコース」「2階コンコース」システム概略図

■「4K・3階コンコース」(ディスプレイ)
3階改札前の柱×7本に、84V型4K液晶ディスプレイ24台を縦置き設置。サーバから配信されたコンテンツデータはSTBでHDMI信号に変換します。ディスプレイを設置した柱の間隔が離れているため、HDMI分配延長器/受信器を導入することで、CAT6ケーブルを介して、4K映像を各ディスプレイに遠距離伝送しています。

■「2階コンコース」(ディスプレイ)
中央改札前に17台、連絡通路(ベンチスペース)に9台の70V型フルハイビジョン液晶ディスプレイを柱面に縦置き設置。サーバから配信されたコンテンツデータをSTBでHDMI信号に変換。DVI送信器/受信器を導入して、CATケーブルを利用した遠距離伝送を行っています。

導入を終えて

駅利用客の主要動線をカバーする広告媒体を構築。

3階コンコースに設置された4K液晶ディスプレイの鮮明で緻密な映像は、駅ご利用の旅客及び広告主から好評を得ています。また2階コンコースでは、中央改札から連絡通路、連絡橋まで、連続したディスプレイの設置で、必ず利用客の目にとまることから、訴求力に富んだ広告媒体として評価されています。
梅田駅利用客のうち約9割が、3階改札と2階中央改札を利用していることから、阪急電鉄 上永様は「今回の導入で、梅田駅利用客のほとんどにアプローチできるサイネージを設定できました。最初の導入からおよそ3年が経過して『阪急デジタルサイネージ』の媒体効果が高まっており、今後はさらに実績を重ね、一層魅力的な広告媒体にしていきます。」と感想をいただきました。

阪急電鉄株式会社
都市交通事業本部 都市交通計画部 広告担当
上永 直人 様

株式会社阪急アドエージェンシー
経営統括本部 交通媒体部
福本 智之 様

阪急電鉄株式会社 様

5年の工事期間を経て生まれ変わった、大阪「キタ」の大ターミナル。

1日の乗降人員が約54万人(2014年平均/平日)を超える梅田駅は、完成してから40年以上が経過しており、周辺の再開発事業に合わせてリニューアル工事を実施。5年という長期にわたる工事は2015年春に竣工しました。
新しくなった梅田駅には「阪急デジタルサイネージ」として、「4K・3階コンコース」「2階コンコース」「梅田ツインビジョン」「百貨店前」の広告媒体が設置され、「百貨店前」を除いた部分に当社製液晶ディスプレイをご採用いただき、合計92台を導入いただきました。

●URL  阪急電鉄株式会社(グループポータルサイト)
●所在地 大阪市北区芝田1丁目16番1号


2014年2、3月に導入いただいた「梅田ツインビジョン」(上写真)と「2階コンコース」連絡橋部分(下写真)。

納入機器