本山町教育委員会
本山町立吉野小学校

2014年9月、2015年3月
高知県長岡郡

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電子黒板をはじめとするICTシステムの導入・活用により子どもの学習への意欲・理解力・表現力が高まり学力の向上を実現電子黒板をはじめとするICTシステムの導入・活用により子どもの学習への意欲・理解力・表現力が高まり学力の向上を実現

導入の経緯

ICTを活用した授業の研究に注力する教育委員会。

本山町教育委員会様は、町内2つの小学校と、保育所および同居連携型中高一貫教育を行う中学校を管理する行政組織です。
教育委員会様では近年、ICTを活用した授業の研究及び充実に力を入れており、町内すべての学校に、電子黒板を中心としたICTシステムを2014年度に導入することを決定。それに先立ち、授業に導入することで見込まれる効果や、導入システムの内容などを検討するため、町立吉野小学校様においてICTシステムを先行導入。電子黒板として当社マルチタッチスクリーン液晶ディスプレイLFB70Jシリーズを採用いただきました。


自分の作品をタブレット端末で撮影して、すぐに電子黒板で拡大表示。発表の機会を簡単につくることができる。発表の機会を増やすことで、自分の考えを伝える力(表現力)が向上した。

高画質で堅牢性に優れた電子黒板を中心に構築したICTシステム。

吉野小学校の北岡校長様は同校児童に対して、自分の考えを伝える「表現力」に若干の課題を感じておられました。そしてこれまでの経験から「子どもの学習に対する意欲、理解力、表現力を高めるには、ICTシステムを活用することが非常に有効」というお考えのもと、このICT整備事業にも積極的に参画されています。
今回、先行して導入されるICTシステムの機器選定にあたっては、吉野小学校教職員様が「子どもが操作できるか」「子どもが見てキレイと感じるか」など子どもの視点を基準にして、各メーカーの電子黒板を比較・評価され、

  • 鮮明で、微妙な色の違いまでを忠実に再現する、優れた映像表示性能。
  • 子どもからベテラン教師まで、誰でも直感的に使える操作性。
  • 本体前面に保護ガラスを採用し、画面に傷がつきにくい。また、万が一、子どもがぶつかっても壊れにくい、高い堅牢性。
  • 機器運用時に生じるさまざまな疑問(問い合わせなど)に、親身に応える手厚いサポート体制。

などを総合的に高く評価いただき、当社製電子黒板の採用を決定。授業での使いかたなどを考慮して画面サイズは65v型を選択いただき、TH-65LFB70Jに、タブレット端末および連携ソフトウェアを組み合わせたICTシステムを4セット、吉野小学校様に導入いただきました。


電子教科書のコンテンツを大画面に表示。鮮やかで明るい映像に子どもたちも釘付け。授業に対する集中力が高まり、理解力もアップ。

授業での使用例

教室にICTシステムを常設し、さまざまなかたちで活用。

吉野小学校様では、普通教室全4クラスにICTシステムを導入。教室に常時設置されているため、使いたいときにすぐ使用できる環境が構築されました。
電子黒板とタブレット端末、連携ソフトウェアの組み合わせは柔軟な運用が可能で、さまざまなスタイルで授業に活用しています。

■電子黒板とタブレット端末を連携させた授業。
自分の考えを伝える「表現力」を向上させるため、電子黒板とタブレット端末を連携させるソフトウェア「e-トーキー」の機能を活用しています。
「e-トーキー」を使用して電子黒板にタブレット端末からの映像を表示すると、任意の端末を一画面に拡大表示することはもちろん、画面を分割してクイズ番組のように任意の端末だけを表示したり、全端末を一斉に表示するなど、多彩な表示が可能。これまで、なかなか自分の考えを言えなかった児童も、ICTシステムによる発表の機会を与えることで、積極性と表現力が大きく向上しました。 また、タブレット端末にはカメラが内蔵されており、書画カメラと兼用することも可能。さらに、校外学習などに持ち出し、撮影した画像を教室に戻って電子黒板に表示することもできます。
電子黒板はタブレット端末の表示以外にも●電子教科書の表示 ●教材を画面に拡大表示し、書き込みながら説明 といった活用で、分かりやすく、興味深い授業を実現。その結果、児童の学習への意欲や理解力が向上し、さまざまな学力テストなどでおおよそ、プラス10~20ポイントの成果をあげています。


みんな、画面に集中。

拡大表示した教科書の画面に、書き込みながら授業を進める。取材時では、国語の授業において文章の主従関係や装飾語の掛かりかたなど、色を変えながら視覚的に説明するなど、分かりやすい授業を実践。

電子黒板とタブレット端末の連携例

自分の机で作品を撮影して説明を書き込む。電子黒板に拡大表示して発表。自分の机で作品を撮影して説明を書き込む。電子黒板に拡大表示して発表。

タブレット端末からの映像を電子黒板に表示。一人ずつ順番に表示することもできるため、発表がしやすく、他の児童もきちんと耳を傾ける。

吉野小学校様では英語教育にも力を入れている。ちょっとした時間を活用して、単語帳コンテンツを使用。ICTシステムが教室に常設されているので、すぐ使用でき、時間を有効的に使える。

教育委員会様もオリジナルの教材コンテンツを作成するなど、積極的にサポートしている。

電子黒板が地震などで転倒しないように、使用しないときにはチェーン(赤矢印)で壁に固定している。

導入を終えて

ICTシステム導入による理解力、学力の高まりを実感。

実際に授業でICTシステムを活用されている川添教諭様からは「使い勝手がとても良く、スムースに授業を進めることができます。電子黒板を授業で使用すると、子どもたちが非常に興味を持ってくれるので、結果的に理解も深まっていると感じています。」とのご感想をいただきました。
北岡校長様からは「これまで引っ込み思案など、なかなか発表に立てなかった子どもが、自分の考えをタブレット端末に書いて発表するなど、徐々に積極性、表現力がついてきています。」「さまざまな学力テストの結果を見ると、算数で約20ポイント、他の教科でもおよそ10ポイントアップを実現しており、最高のシステムで最大の効果を残すことができました。」と導入の成果をお話しいただきました。

高知県本山町 教育委員会
研修指導員
鈴木 薫子 様

本山町立吉野小学校 校長
北岡 義彦 様

本山町立吉野小学校 教諭
川添 美千代 様

本山町立吉野小学校 様

地域に支えられて子どもを育む四国山地ふもとの小さな小学校。

「自ら考え、意欲的に取り組み気づき伝え合う児童の育成」を学校教育の目標として掲げている吉野小学校様。「四国三郎」の異名をもつ吉野川の上流に位置しており、付近には「四国の水瓶」といわれる早明浦ダムがあります。
同校は「開かれた学校づくり推進委員会」を設けることで、学校・地域・保護者が協力し合いながら、児童の教育に当たられています。

●URL  本山町立吉野小学校
●所在地 高知県長岡郡本山町吉野161


納入機器

  • タッチスクリーン
    TH-65LFB70J × 4