「その場にいる」臨場感を創出。ダイナミックかつリアルな8K映像と音響による未体験の映像美「その場にいる」臨場感を創出。ダイナミックかつリアルな8K映像と音響による未体験の映像美

企業日本

株式会社 NHKメディアテクノロジー様

納入年月:
2017年4月
納入会社:
パナソニック システムソリューションズ ジャパン株式会社

番組制作と情報・ネットワーク
高度な専門技術を備えた先進企業

1984年の設立以来、NHKグループの一員としてテレビやラジオの番組制作を支えてきた「番組制作技術」と、放送・報道・営業の基幹システムを開発・運用してきた「情報・ネットワーク技術」を兼ね備えた技術者集団。8Kスーパーハイビジョンを用いた魅力的な映像コンテンツ制作をはじめ、3DやVRなど最先端の映像技術であらゆるニーズに応えておられます。

大型スクリーンに8Kスーパーハイビジョン映像を投写

2017年5月、幕張メッセにおいて「第4回ライブ・エンターテイメントEXPO」が開催されました。同時開催の「第4回イベント総合EXPO」と併せて650社が出展する中、来場者の注目を集めたのが日本放送協会様の「8Kスーパーハイビジョンシアター」。ハイビジョンの16倍を誇る超高精細映像と22.2チャンネルの立体音響が体感できるとあって、上映プログラムは毎回立ち見が出る盛況ぶり。会期3日間で、6560人にも上る観客を動員しました。NHKメディアテクノロジー様は、300インチ以上の大型スクリーンに8K映像を再現するために、4KレーザープロジェクターPT-RQ32KJを4台導入されました。4K映像4画面をエッジブレンディングし、明るく高精細な8K大画面を実現。22.2マルチチャンネル方式による立体音響も含め、臨場感あふれるシアターシステムを構築しました。27000lmの圧倒的な高輝度を誇るPT-RQ32KJを用いた8Kシアターは、国内初のお披露目。プログラムが始まった瞬間、ダイナミックかつリアルな映像と音響が場内に満ちあふれ、観客の目と耳をくぎづけにしていました。

8Kならではの鮮やかな色彩と光の輝き、立体感ある映像を300インチの大画面に投写。プログラムは「DRUM TAO in 九州 久住高原」 ©日本放送協会

4K高輝度プロジェクターが未体験の映像美を実現

4Kを超える高解像度「4K+」映像を、27000lmの高輝度で投写するPT-RQ32KJは、立ち見席も含め100名ほど収容できる仮設シアターの客席背後からスクリーンに写し出す形で配置されていました。NHKメディアテクノロジー柴田様によれば「明るさについて大いに満足しています。以前は8KシアターでPT-RQ13KJを用いていましたが、輝度が格段に向上していることで、よりいっそう被写体のイキイキした様子や瑞々しさが表現できています」とのこと。美しい映像表現には高いコントラストも欠かせませんが、PT-RQ32KJでは20000:1の高コントラスト比を実現。明暗が頻繁に切り替わる際にも精緻な映像を表現しています。

激しい動きが連続する映像も滑らかに再生

複数画面のシームレス化をスムーズに

300インチの大型スクリーンに8K映像を再現するため、PT-RQ32KJを4台(&予備機1台)設置。スクリーンを4分割して投写するため、画面のつなぎ目を違和感なく重ね合わせる「エッジブレンディング」機能を活用。輝度のコントロールにより、シームレスな映像を実現しています。調整にはオプションの自動スクリーン調整アップグレードキットET-CUK10を使用されており、設営時間の短縮を図られています。柴田様からは「最終調整はプロの目で行いますが、大幅に作業を軽減してくれています」と高い評価をいただきました。

4K映像を4画面ブレンディングし、8K映像を再現

安定した運用をサポートするレーザー光源プロジェクター

レーザー光源プロジェクターならではの、電源オン後すぐに出画が可能な立ち上がりの早さ。使用後の冷却時間が不要で、すぐにシャットダウンできること。長時間の連続稼働が可能であることにも「ランプ光源のプロジェクターに比べて、かなり扱いやすくなりました」と好評を獲得しています。重量は約83 kg(レンズ含まず)あり、持ち運びにはリフターが必要ですが、この輝度を備えるモデルの中ではかなり軽量コンパクトで、設置運用面も含めた総合力に高い評価をいただきました。

27000lmの高輝度でスクリーンを照らす

バックヤードでは、投写する映像のチェックが行われている

導入を終えて

8K映像の普及促進に向けてパナソニックとの技術交流を推進

東京オリンピックを間近に控え、8K高精細映像の普及促進は、これから本格化していきます。パブリックビューイングや映像イベントの機会も増えていくでしょう。こうした中、当社では放送局への技術提供はもちろん、独自コンテンツの開発にもますます力を入れていく方針です。その代表的存在である高精細映像の普及は、映像表示機器の進化無くして達成できません。今後よりいっそうパナソニック様との技術交流を深め、さらなる高次の映像表現を目指していきたいと思います。

柴田 智英 様

株式会社 NHKメディアテクノロジー
放送技術本部 ビジネス開発部

担当部長 柴田 智英 様

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