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公共施設シンガポール

シンガポール国立博物館の巨大なインスタレーション空間「Story of the Forest」をパナソニックのレーザープロジェクターがサポート

パナソニックは、2016年、シンガポール国立博物館にレーザープロジェクターPT-RZ670BEを59セット納入。
これは、1つの博物館への納入台数としては世界最多級です。

パナソニックが選ばれた理由
最大20,000時間メンテナンスフリー。
360°全方位に設置可能。
エッジブレンディング機能、マルチスクリーンキャリブレーションで大きな映像をどの角度からでもマッピング可能。
高輝度、傑出した画質、長時間運転においての確実な信頼性。
プロジェクターのレイアウト設計への強力な技術サポート。

「Story of the Forest」は、国立博物館のガラスドームリニューアルに伴うプロジェクション

  • シンガポール国立博物館は、1887年の開館以来、従来の博物館とは異なる革新的な展示で注目を集めるシンガポール最古の博物館です。ガラスドーム建築のリニューアルに伴い、シンガポール国立博物館は、インタラクティブプロジェクション技術のさらなる向上を目指し、世界的に評価の高いデジタル・アート制作集団「チームラボ」に、ガラスドーム内のアートワークを依頼しました。

    チームラボは、空間を最大限に活用した大規模なインスタレーション「Story of the Forest」を制作。全長144mの回廊をシームレスに繋げたプロジェクションと巨大なドーム型プロジェクションの2つのパートで構成された作品です。この大規模プロジェクションにパナソニックのレーザープロジェクターが採用されました。回廊では、来場者がスマートフォンの「Story of the Forest」専用アプリを使って動植物の写真を撮影すれば、画面上で情報が得られる仕組みになっています。2016年12月10日の公開以来、各メディアに取り上げられるなど高い評価を受け、世界から注目を集めています。

  • 専用アプリを使ってスマートフォンで動物を撮影すると、
    図鑑としてコレクションできる

理想のプロジェクションを可能にするソリューションを探して

チームラボの作品コンセプトを表現し、シンガポール国立博物館の要望に応えるプロジェクターを納入するためには、多くの問題をクリアする必要がありました。条件のひとつは、角度のあるマルチスクリーンに投写できること。そこで、ランプ方式ではなく360°柔軟に設置できるレーザー方式を優先してプロジェクターを検討。チームラボの作品イメージをお聞きしたうえで、シンガポール国立博物館の回廊とドームの図面情報、並びに現場視察をもとに検討を重ねた結果、PT-RZ670BE SOLID SHINEレーザープロジェクターをご提案しました。20,000時間もの長期間メンテナンスフリーで運転できるモデルで、6,500lmの光出力でWUXGA解像度の映像を投写でき、複雑なマッピングも実現できます。また、パナソニックの強力な技術サポートにより、現場でのレイアウト調整にも迅速に対応。映像品質を保ちながら、プロジェクターにアクセスしやすく、かつ来場者からは目立たない配置を可能にしました。長い回廊では壁面とスクリーンとの距離が一定ではない場所もあり、プロジェクターの位置を決めるのは容易ではありません。技術チームは専用のソフトウェアを使って何度も現場でシミュレーションを行い、最適な設置位置を調整。シンガポール国立博物館のご担当者様にデモを実施し、レーザープロジェクターがベストな選択であるとご理解いただきました。

144mの回廊をシームレスに繋ぐ大規模プロジェクション

  • SOLID SHINE レーザープロジェクターが活躍

  • 川崎市でドームを仮組し、投写テストを実施

  • シンガポール国立博物館での現場調整

導入を終えて

シンガポール国立博物館のシニアアシスタントディレクター

Jervais Choo 様

この展示は様々な意味で、パイオニア的な存在です。多くの方々が、なぜ私たちがこのコレクションを甦らせようとしているのかを深く理解しており、来場者の方々からたくさんの素晴らしい反響をいただきました。お客様には、芸術面、技術面の両方から作品をご覧いただきたいと思っています。この空間は、鑑賞するだけではく、お客様同士が交流する場にもなるものです。来場するお客様のため、新たなテクノロジーを採用するため、そしてチームラボ、パナソニック、ブロードキャストプロフェッショナルといったパートナー、アーティストの皆様と働くため、ファーカー・コレクションを甦らせたいと考えたのです。

チームラボ代表

猪子 寿之 様

1800年代の初め、当時の総督であったウィリアム・ファーカーというイギリス人が、この地の自然や動植物に非常に感動し、ここにいた中国人アーティストたちと一緒に動植物を描いた絵があります。「Story of the Forest」は、ナショナルミュージアムが所蔵しているそのファーカー・コレクションを元に制作したものです。来場者がスマートフォンを通して、作品に描かれている動物の特徴を学べるのが大きな魅力です。回廊を歩きながら、自分のスマートフォンで作品中の動物を撮影すると、その動物を図鑑としてコレクションすることができる作品になっています。

チームラボ

竹村 賢人 様

ドーム内には、プロジェクターを向かい合うように設置しなければなりませんでした。向かい合うプロジェクターの間にゆとりがないと、スクリーン上にランニングエッジと呼ばれる白い模様が現れることがあります。RZ670は黒いスクリーンを非常に綺麗に見せることができ、このドームの暗い背景でも鮮明な画像投写を実現してくれます。パナソニックチームの働きはとても迅速で的確なもので、本当に素晴らしかったです。彼らのプロとしての姿勢からは多くのインスピレーションを受けました。このプロジェクトが成功したのは、彼らのサポートがあったからだと感じています。パナソニックチームの尽力に、心から感謝しています。

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