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米国販売会社NAB2008プレス発表(現地2008年4月13日)英文リリースに基づく
2008年4月16日

松下電器が64GBの半導体メモリー「P2」カードで、かつてない記録容量を実現

ここNABショーにおいて、松下電器は「P2HD/P2」シリーズのメモリーカード・カメラレコーダーやレコーダー、ドライブなどに使用し、かつてないHD記録容量を実現する64GBの半導体メモリー「P2」カードAJ-P2C064を発表しました。

この数年の間に、松下電器は指数関数的に容量を増加させることを約束し半導体メモリー収録システムの記録容量を4倍にしてきました。新64GB「P2」カードは昨年11月に発売された32GBカードの2倍、つい1年前(NAB2007)に発表した16GB「P2」カードの4倍の容量を実現しています。

テープやディスクベースのシステムの記録容量を瞬く間に凌駕し、64GB「P2」カードは「DVCPRO」映像を4時間(64GB×4分/GB)以上、「DVCPRO 50」・「AVC-Intra 50」を2時間(64GB×2分/GB)以上、さらには「AVC-Intra 100」や「DVCPRO HD」を1時間(64GB×1分/GB)以上収録可能です。

64GB「P2」カード5枚を実装したP2HDカメラレコーダーAJ-HPX3000は、「AVC-Intra 100」や「DVCPRO HD」で5.3時間(1080/24pN時6.6時間)、「AVC-Intra 50」や「DVCPRO 50」で10.6時間(24pN時13.3時間)もの収録が可能です。リユース可能な64GB「P2」カードは長時間番組の制作や長時間収録を必要とする他のアプリケーションに最適です。

「P2」カードはプロフェッショナルユーザーに、早くて手軽でファイルベースのワークフローとかつてない信頼性を提供します。リユース可能な「P2」カード収録はメディアの消耗をすることは無く、結果としてメディアコストの大幅な削減を実現します。堅牢なダイキャストフレームでパッケージされた「P2」カードは、衝撃・振動・埃や温度変化を含む過酷な環境にたいして耐性を持っています。

「P2」カードはノートPCや主なノンリニア編集システムに即座に接続できます。「エクスプレスカード」スロットを介したノートPCやデスクトップPCとの接続には、新製品メモリーカード・ドライブAJ-PCD35のようなPCカード-エクスプレスカードアダプターを使用します。

64GB「P2」カードは、2007年5月以降に購入された全P2HDカメラレコーダーで即使用可能になる予定です。それ以前に購入されたP2/P2HD機器には、当社ウェブサイトに公開される無償ダウンロードソフトウェアが必要になります。

半導体メモリー収録システム「P2HD」全シリーズは、メカレスでテープやハードディスク、光ディスクベースのシステムのような動作環境における制限がありません。「P2HD」は特に、温度変化や衝撃、振動などの過酷な条件下で高信頼性を確保しました。「P2HD」製品はメンテナンスコストの大幅な削減、製品耐用年数の増加、そして記録映像やメタデータへの即時アクセス(デジタイズ、取り込みやプロキシビデオファイルの生成無しに)を実現しました。

「P2HD」は半導体メモリー製品の信頼性、既存のITインフラへただちに接続できること、「P2」カードのスピードや扱いやすさ・持ち運びのしやすさ、主なノンリニア編集システムとのインターオペラビリティーなどを提供します。