映画関係者がアジアの優れた短編映画を讃える、2004年度パナソニックデジタル映画制作賞が行われた。
パナソニックデジタル映画制作賞は、コンテンツ、監督、映像、脚本をバックアップすることで、地元の映画業界の発展と育成を目的に、昨年の10月に設立。パナソニックシンガポールが発案・出資し、Media Development Authority of Singapore、Media Corp Arts Central、Discovery Networks Asiaや映画・映像業界各社の多数の協力を得て雑誌Asia Image(シンガポ-ルを中心とした東南アジアの発刊誌)が開催した。デジタルテクノロジーに目を向けてもらうだけでなく、映画制作の技術を奨励することも目的としている。
シンガポール、マレーシア、タイ、インドネシアの映像作家から20分以内の短編映画の出品を募り、シンガポールの著名な監督、Eric Khoo監督、Jack Neo監督、Lee Thean-jeen監督、Kelvin Tong監督、 DOP David Lee監督の5人が「アマチュア」、「プロ」の2部門の30の候補品を審査し、最終的に各5人に絞り込んだ。