AG-HPX555活用事例

P2 HDの活用によってリアルタイムなネット映像配信を実現

株式会社イングス 「SANYO Think GAIA2007」
~SANYOは、“環境・エナジー先進メーカー”へ。

 テレビ番組を中心に、企業VPやCMの制作を手がけるイングスは、2007年9月に東京で開催された三洋電機株式会社の商品発表会「SANYO Think GAIA2007」において、メモリーカード・カメラレコーダー“P2 cam”「AG-HPX555」を活用したテープレス収録、現場での迅速な編集、PCへのダイレクト転送といった一連のテープレス・ワークフローにより、よりリアルタイムに近いイントラネット映像配信を実現した。

 イングスでは、2006年にメモリーカード・カメラレコーダー“P2handheld”「AG-HVX200」を導入。2007年6月にメモリーカード・カメラレコーダー「AG-HPX555」×2式とともに、メモリーカード・ポータブルレコーダー“P2mobile”「AJ-HPM100」、メモリーカード・ドライブ“P2 drive”「AJ-PCD20」×2式、リモートコントロールユニット「AJ-RC10G」を導入し、P2HDによるテープレス・ワークフローの体制を強化した。なお、P2カードは現在、「AJ-P2C008HG」(8GB)×4枚と「AJ-P2C016RG」(16GB)×20枚を所有している。

 このP2HDによるテープレス・ワークフローは、三洋電機株式会社が2007年9月5~6日に東京・文京区の東京ドーム・プリズムホールで開催したプライベートショー「SANYO Think GAIA2007」において最大限の威力を発揮した。会場における社長メッセージや会場内の模様などをイントラネット上で配信するため、「AG-HPX555」で撮影したP2カードを、現場に持ち込んだ“P2mobile”「AJ-HPM100」で編集、必要な部分だけをクリップとして取り出し、PCに転送してイントラネットにアップ。収録-編集-素材渡しまで、DVCPRO HDフォーマットによる一貫したテープレス・ワークフローを実現している。

 イングスでは、「AG-HPX555」「AG-HVX200」のほか、DVCPRO HDカメラレコーダー「AJ-HDC20A」と720Pバリアブルフレームカメラレコ-ダ-VARICAM(AJ-HDC27H)各1式を所有しており、用途に合わせたDVCPRO HDカメラの使い分けを行っていく考え。

インターナショナル イングス 技術部 岸克二氏

 ■当社ではP2HDとしては、2006年にメモリーカード・カメラレコーダー“P2handheld”「AG-HVX200」を導入し、VP制作を中心に使用しています。当社は自社使用のほか、機材レンタルも行っており、お客様からの問い合わせもあり、2007年6月には「AG-HPX555」×2式を導入するなど、P2HDシステムを強化しました。「AG-HPX555」は、2/3インチCCDの採用による高画質・高感度、放送用・業務用の2/3型ズームレンズが使用できるのが魅力的だと思っています。

 ■「SANYO Think GAIA2007」では、よりリアルタイムに近いイントラネットへのアップを実現する必要がありました。映像をPCに取り込む際、テープではデジタイジングや頭出しの時間などが必要となりますが、メモリーカードならその分の時間がかからず、現場での作業スピードが大幅に短縮できたと実感しています。ガンマもHD NORMガンマで行ったので、それほど違和感なく使えたと思っています。

 ■P2HDには、今後増えていくHD制作に向けて、お客様のニーズに応える幅広い対応の1つの武器として期待しています。3DCG等との合成にもP2HDのようなデジタルでテープレスなワークフローの方が適しているのではないかと思います。当社は主にテレビ番組や企業VP等の制作を行っていますが、収録時間の関係で使用が限られています。今後は32GBタイプのP2カード登場によって企業VP、再現ドラマ、CMなどでP2HDのメリットが生かせるのではないかと考えており、お客様にもご提案していきたいと思っています。

AG-HPX555 をはじめとする
P2 HD 制作システム