AG-HVX200活用事例

“P2 システムの可能性に大きな期待機動性ある取材用機材として”ニュース映像「WEB ニュースネットワーク」

 全国各地にカメラマンを配備し、放送局やメディア各社へHD までの高精細映像を配信するWEB ニュースネットワーク社(Wnn)は、ニュース映像素材の撮影にDVCPRO HD P2 カメラレコーダー「P2handheldAG-HVX200」を活用している。 Wnn は、放送局やメディア各社に映像を提供するビデオジャーナリストのネットワーク。ローカルな出来事や突発的な事件・事故の報道などを、現地に出向けないテレビ局やメディアに代わって、同社のスタッフおよび現地カメラマンが現場に駆けつけ撮影し、独自に開発した伝送用ソフト「Wnn ソフト」を活用することで、高速ネット回線で安全確実、さらに高画質で映像素材を放送局やメディアに提供し、ニュース報道をサポートしている。 同社は、2002 年に新潟県IT ベンチャー育成事業により有限会社として設立、2005 年7 月に業務拡大に伴い株式会社に改組(資本金3300 万円)した。現状、東北・信越・関東・中部・関西・中国・九州の各地域に10 数人のカメラマン・ビデオジャーナリストを配備しているが、年内には全都道府県に最低1 人ずつ、2007 年6 月までには2 人ずつのカメラマン・ビデオジャーナリストを配備していく計画。最終的には100人規模にまで拡大させていきたい考えだ。また、Wnn は同社主催による「AG-HVX200」の研修/セミナーを積極的に展開している。 Wnn では、最新の事件・事故の報道のほか、祭事など地域情報の映像なども提供しており、放送局やメディア各社にとっては電話1 本で依頼でき、かつ既存の中継車などを利用したFPU 伝送や衛星中継といった方式と比較して飛躍的に安価に素材を確保できることから需要が拡大している。現在、テレビ東京(TX)をはじめ、新潟総合テレビ(NST)、新潟テレビ21(NT21)、テレビ新潟(TeNY)といった各社でWnn による映像が採用されているという。

WEB ニュースネットワーク社長の小澤誠一氏

■WEB ニュースネットワークのビジネスは、全国に配備するカメラマンと、地上・BS 放送局、CATV、ネット系放送局など素材をご利用いただく方々の開拓が両輪になっています。

■カメラマンについては年内には全都道府県に最低1人ずつ、2007年6月くらいまでには2人ずつ配備していく体制を目指しています。我々の素材を放送で利用してもらうためには、プロに匹敵するクオリティの映像を取材し、少しでも早く届けるスピードが絶対条件。

■そのためにはカメラマンの人材教育の徹底、Wnn ソフトの活用とともに、機動性ある取材用機材として「AG-HXV200」の選択は間違っていなかったと思っています。今後はニュース素材にもHD 化ニーズが高まっていくこと、また当社もアーカイブシステムの構築を計画していることから、P2 カードシステムの可能性に大きな期待を寄せています。

撮影風景

AG-HVX200による取材映像 研修風景