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テープレス&ネットワークにより大幅な時間短縮 同社では、P2HD 収録システムの採用により、編集作業の大幅な時間短縮を可能とした。報道支援システムとの連動でニュース取材情報をメタデータとしてカメラレコーダーにアップロードでき、デジタイズレスのダイレクト編集による編集作業の高速化や、報道支援システムからのメタデータによる検索が可能なP2 アーカイブシステムなどを実現している。 日常の放送業務は、報道支援システムに登録された取材予定データを“P2cam”のメタ情報に反映、収録した映像や音声ファイルとともにP2 カードに記録される。撮影した素材を用途に応じて“P2mobile”“P2deck”“P2drive”を用いて取り込み、ダイレクト編集された後、ニュースサブの送出サーバーに登録。サーバーを制御しているOTC からワンマンオペレーションで送出する。 また、P2 カードに記録されたMXF ベースのP2 コンテンツファイルは、カノープス社製のノンリニア編集システムと互換性を確保しており、デジタイズレスのP2 カードダイレクト編集を可能としている。編集されたコンテンツは素材サーバーに登録され、OTCからのリモート制御で、送出サーバーから送出される。 P2 アーカイブシステムは、各ノンリニア編集システムとネットワークで結ばれており、素材および完成済みコンテンツを、報道支援システムからのメタ情報が付加されたP2 コンテンツファイル形式のまま保存する。OA アーカイブおよび粗編アーカイブ方式を採用し、メタ情報により検索やプレビューが簡単にでき、保存された映像アセットの2 次利用を容易に行えるようになっている。