納入リポート【米国/アリゾナ・カージナルス】


NFLフットボールチーム、アリゾナ・カージナルス コーチング解析にP2HDカメラレコーダーを採用。

アリゾナ・カージナルス(以下カージナルス)はアリゾナ州グレンデールに本拠地を置く、アメリカ合衆国で最古のプロアメリカンフットボールチームであり、現在米国プロフットボールリーグNFLのチャンピオンチームです。カージナルスではこのほどコーチング解析のためのビデオ収録にP2HDカメラレコーダーAJ-HPX2000、ポータブルレコーダーAG-HPG20を採用。画質向上を含めたコーチングビデオ設備の整備を図りました。
P2HDカメラレコーダーは、10年近く使用して老朽化したテープ方式カメラレコーダーの置き換えとして導入されました。
「P2に移行して、画質が昼と夜ほども改善されました。私たちのワークフローでは1000%向上したという感じです。」とカージナルスのビデオディレクター、ロブ・ブレーケル氏は語ります。
カージナルスはAJ-HPX2000を2台導入。練習や試合中、1台目のAJ-HPX2000は50ヤードラインから撮影し、2台目はエンドゾーンのゴール背後に設置しています。2台とも三脚に固定し、フジノンXA17x7.6BRM ENGスタイルのHDレンズを装着。 5つあるP2カードスロットには16GBまたは32GBのP2カードを3枚挿入して使用しています。
「練習中盤、2枚のカードを抜き取りDVSportシステムにプレイごとにアップロード開始。コーチ陣が練習場から出てくるまでに練習内容はDVSportシステムへの取込みが終了し、すぐに再生できるようになっています。」とブレーケル氏。
AJ-HPX2000で収録した映像は試合データ解析ソフトパッケージのDVSport GameDayで編集・解析され、NFLのファイルベースCGEエクスチェンジネットワークを介して共有されます。カージナルスには9つの会議室があり16人のコーチと6人のスカウトのために20以上のビューイングステーションを稼動させています。
DVSport社ブライアン・ロウ社長は、このワークフローについてこう話しています。
「P2カメラレコーダーとDVSportシステムの組み合わせはNFLやNCAAで大きな成功を収めています。この組み合わせでは、5倍の速度で映像をシステムに取り込むことが出来、すぐに編集や再生ができます。P2での撮影と組み合わせることによりDVSportは新たなデジタルテープレスワークフローを完成させ、ビデオテープの使用を無くし、貴重な時間の節約と映像の全体的な品質改善を可能にしたのです。」
試合中はAJ-HPX2000からIEEE 1394インターフェイス経由でラップトップPCのハードディスクに映像を記録。同時にP2カードにもバックアップ記録を行っており、ハーフタイムのときにカード交換を行います。
「試合中はクイックスナップやレイトプレイなどを撮り逃さないために5秒前からのプリREC機能を常に稼動させています。ラップトップPCに映像を記録できるのも気に入っていて、効率面でとても役立っています。遠征のときには、すべての映像をコーチ全員のラップトップPCにコピーします。帰りの機内で試合の分析ができますから、コーチ達にとっては願っても無いことです。」(ブレーケル氏)
P2ポータブルレコーダーAG-HPG20も活用されています。
「AG-HPG20にはHD/SD SDI入力があって、幅広い映像ソースからの録画に柔軟に対応することができて便利です。すでに今シーズンにあったことですが、試合中にカメラにトラブルがあったときに対戦相手側から映像ソースをもらって記録できました。逆に対戦相手にAG-HPG20を貸し出すということもできますからね。」(ブレーケル氏)
最後にブレーケル氏はこう締めくくりました。
「P2へ乗り換えたことにより運搬しなければならない機材を劇的に少なくすることが出来ました。また製品の品質は素晴らしく、コーチ達はとても喜んでいます。」

※AJ-HPX2000は北米モデルです。国内モデルはAJ-HPX2100。