停電中でも電気とお湯が使える
エネファームは、停電が発生したときに発電中だった場合、そのまま発電を継続して、停電時でも電気とお湯を供給します(停電時発電継続機能)。専用コンセントから電気が使えるほか、給湯(お湯やシャワー)と床暖房もご利用いただけます。
- 冷蔵庫やスタンド照明、スマートフォンの充電など、暮らしに必要な最低限の機器の電力が確保できます
- 給湯や床暖房が使えるので、
汗を流したりあたたまったりできます
ポイント①最大500W※1までの電力が停電時専用コンセントから使えます※1 お湯やガス温水床暖房に使用する電力も含みます。
電力供給のイメージ
エネファームでつくった電気と電力会社からの電気を併用します。
エネファームが、停電時専用コンセントへ電気を供給します。
※停電時の冷蔵庫のご使用について
- 停電時専用コンセントへ冷蔵庫を接続する際は、お使いの冷蔵庫がインバーター式であることをご確認ください。インバーターを搭載していない冷蔵庫など、起動時の電流が大きい冷蔵庫は使用できません。
- 機種によっては消費電力が小さくても使用できないことがあります。
- パナソニック製インバーター式冷蔵庫について、停電時の動作を確認しています(2021年10月現在)。
- 冷蔵庫の運転が不安定だったり、保護が働き動作しない場合などは、冷蔵庫のご使用はお控えください(停電時専用コンセントから電源プラグを抜いてください)。
- 復電後は速やかに停電時専用コンセントから元のコンセントに電源プラグを差し替えてください。
- 停電時に発電を継続するには、停電発生時にエネファームが発電中である必要があります。
- 停電時の発電には、ガスと水道が供給状態にあることが必要です。また、リモコンで「停電発電入」になっていることが必要です。
- 停電時専用コンセントの施工が必要です。
- 停電時専用コンセントは、停電時以外はご使用いただけません。
- 使用電力の目安はパナソニック調べ(冷蔵庫:2021年4月、その他:2018年10月)
- 使用電力は、メーカー・機種・使用条件などによって変わります。さらに動作しない機種もあります。
ポイント②最長8日間(192時間)※2まで使えます※2 停電前の発電開始から192時間。
停電時の運転イメージ
- グラフは一例であり、実際の電気・お湯のご使用状況によって発電時間は異なります。
蓄電池と組み合わせて停電時をより安心にオプション機能
ハイブリッド蓄電システムとの連携で在宅避難をサポート
天候や時間帯の影響を受けずに発電できるエネファームと、蓄電ができ出力容量が大きいハイブリッド蓄電システム※が連携すると、使える電力はより多く、使える日数はより長くなり、停電時でも安定して電力供給・蓄電ができます。また自立分電盤から電力供給ができますので、リビングの天井照明が使えたりコンセントをさしかえることなく電気機器が使えたり、停電時であっても普段の暮らしに近い状態でお過ごしいただけます。
- ※ 太陽光発電と蓄電池を1台でコントロールするハイブリッドパワーコンディショナを備えた蓄電システムのことです。
ハイブリッド蓄電システムとの連携イメージ
- ※1 ハイブリッド蓄電システムとの連携には、別売品の停電時DC出力ユニット(FC-BSL1S)が必要です。
- ※2 自立分電盤につながっている電気機器は停電時もそのまま使用できます。使用できる電気機器は連携するハイブリッド蓄電システムの仕様により異なります。停電時に使用できる電力はハイブリッドパワーコンディショナの最大出力までです。
- ※3 太陽電池モジュールは接続されないこともあります。
- ※4 エネファームは停電時のみ発電電力をハイブリッド蓄電システムへDC出力します。停電時以外はハイブリッド蓄電システムには電力供給しません(宅内にAC出力で電力供給します)。
オススメ貯めて、運んで、使える「お手軽レジリエンス」
ポータブル蓄電池※との組み合わせで
もっと便利で快適に
- ❶エネファームから蓄電できる
- ❷停電時専用コンセントのない部屋に運んで家電が使える
- ※ポータブル蓄電池はお客さまご自身でご用意いただく必要があります。
- 充電可能なポータブル蓄電池は、最大消費電力500W以下で充電可能な製品に限ります。
断水しても貯湯タンクのお湯(水)が使える
エネファームは貯湯タンクに貯えたお湯がいざという時の生活用水(飲用を避ける)として利用できます。
水を備蓄するためのスペースも、
給水所に水をくみにいく苦労も不要です
トイレの排水に約32回分使えます
節水型トイレ(洗浄水量約4L/回)の便器に排水する場合。
トイレの種類によって、必要な水量が変わります。
- 非常時水取り出し口から市販の水道ホースなどで取り出し可能です。取り出し方法は、取扱説明書、かんたん操作ガイドなどで事前にご確認ください。
- 飲用へのご利用はお避け下さい。
- 出てくるお湯(水)は、最初から高温であることや、途中から高温(最高約80℃)になることがあります。
- 発電中はお湯(水)を取り出せません。発電モードを「発電切(お出かけ停止)」に変更し、発電が停止したことを確認してから取り出してください。
- 断水時に貯湯タンクのお湯(水)を抜いた状態では、エネファームの発電はできません。
- 取り出し可能な全量を出し切るには、約30分間かかります。
ガスが止まっても、おふろに入れる、お湯が使える
ガスが停止した場合、周囲の安全を確認した上で、機器に異常・故障がなければ、電気でお湯をためて、給湯に使用することができます。